
杉田 かおる
杉田
何かしらんが、うちの区の図書館には、こういう本まで置いてあったりするんです。
杉田かおるさんの自伝ですな。
複雑な家庭に生まれ、天災じゃなかった、天才子役になって、
借金抱え、「学会」に入り、脱会し、鮎川氏との結婚を迎えるまでが書かれてあります。
(ま、別れちゃったのはご愛敬ですがw)
杉田さんの人生は、予想よりも遙かにハードだったようです。
文章が予想外に上手いこともあって、中々読み応えがある。
で、オレ的に、ちょっと興味深かったのは、
彼女が「学会」にいたころの話。
以前の記事でも書いたように、オレは昔、
大家さんが「学会」員であるアパートに、住んでいました。
自室に出入りするたびに、なぜか大家が現れて、
無宗教なオレを「哀れんで」勧誘してくる。
「ほんとうに良いことが書いてあるから、ぜひぜひこの新聞読みなさい。どうして読まないの?」
なんて言って。
もう、しょっちゅうこんな感じ。
トラウマです。
はっきり言ってオレ、しまいには自分が監視されているようにさえ思えてくるようになってしまって、
・・・引っ越しました。
いやー。しんどかったですよ。
で、杉田さんが、「学会」で活動してた時期っていうのは、
オレのこの時期(ちなみに世はバブル期でした)と、重なってるんですねえ。
しかも、所属していた教団地区ってのも、オレが住んでた所と、ほぼ同じ。
いやぁ。あの、階下での、毎週の集会には、
(あんまり仕事がなかった頃の)杉田さんが、女子部の一員として、参加してたかもしれないんですわ。
なんか。
不思議だなあ。
そうそう。
読んでいくと、杉田さんは相当な個人主義の方らしく、
彼女が自らスムーズに脱会していったのは、そのせいなのかもしれないな、と思いました。
それから、残念ながら、
一つ不愉快に感じられただった箇所があって、
「私は男はボコボコに殴るが、弱い者イジメはしていないつもりだ」
というのは、いかがなものでしょうか。
誰かを殴っているとき、
弱者というのは、性別に関係なく、
殴られている方なのではないか、と、オレは思うんですが。