今まで隠していましたが、


実は僕はその昔、











(貧乏)旅人でありました。



わずかな金額のトラベラーズチェックを腹巻きに入れて、明日の宿も知れぬ、異国の街から町へと彷徨する男。




・・・などと書くとカッコ良さげですが、現実はひたすら情けなかった。




東南アジア某国のマクドナルドでは、

地元の方々が残したポテトを頂戴して飢えをしのぎ、

空港カフェーのケチャップをなめ

機上では機内食をおかわりする。




カネは無いが暇はある、そういった人間が半ば現実逃避的に、外国に逃げてたようなものが、いや無きにしもあらず・・・。




こういう僕たちのような人間に、機上などで遭った日本人は、中々に辛辣でありました。



おそるおそる自分の旅程(最低でも一ヶ月以上)を話すと、彼女たち(なぜか女性が多かったなあ)は、










「もう、人生投げちゃってますね」








などと、実にムカツクいや、僕らを叱咤激励する言葉を投げてくれました。






・・・あの人たちは、今も無事に、失業リストラその他もなく、正社員として生きていらっしゃるのでしょうか。
(あの頃はまだ、さして不景気ではなかった)




異国での楽しみといえば、

まあ人により、

貴重な史跡、文化・自然遺産等を訪ねたり、

やたらにカラかったり、
ときには凄く美味しかったり
その逆だったりする食事とか、

カネのある連中はそれをばらまいたりとか、まあ色々とあるわけです。




で、僕の場合ですが、楽しみは実は、「外国語」だったりします。



いやこういう風に書くと、「なんだコイツ結局ジマンする気だったんか、ムカツクー!!」などと思われる方もいるやもしれません。




しかし安心して下さいな(←何を?)。僕のレベルは低い。カタコトもカタコト。アソビのレベルです。




先にも書いたように、何しろカネがないので、楽しみなんざ、そんなもんしかありゃあしません。



同じくまことにヒマそうな、安宿のあんちゃん(バイト)とか、屋台のオッサンつかまえて、


昼になったら「コンニチワ」、

夕になったら「コンバンワ」、

腹が減ったら「ハラヘッタ」、

なんかもらえて「アリガトサン」、

さっき通ったおねーちゃんは「カワイコチャン」、


などと、いや全く、
書いていて自分であまりのクダらなさに笑い出しそうになりますが、
そういったものを教えてもらっては、ヒマを潰しておりました。
(日本でバイトしてたら、時給もらえてたのにねえ・・・)



で、今回は一つ、その中でも、微妙なエピソードをご紹介しましょう。


ナニ?必要ない?いやーそんなことは無いはずです、聞いてくださいよ、旦那^^


(つづく)