(前回のつづき)



メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
タイトル: げんしのことば



「いやー、今日はさ、まあ、暑いよね?こういう日ってさ、ソイ・カリエンテって言うんでしょ?」


すると彼は、ぎょっとた後に、実に怪訝そうな顔で、聞き返します。

「はあ?何でそうなる?」

「いやさあ、だって、英語だと、It's fine. て言うでしょ?で、スペイン語でソイはIt's、カリエンテはhotだから・・・」


すると彼は、ギャハハと笑い出しました。近くにいたもう一人の従業員も呼んで、さらにゲハハと笑います。


混乱した僕が「ち、違うのかい?」と聞くと、彼等は「ぜーんぜん全く、違う!」と、さらにキヒヒと笑います。


「お前な、そりゃな」

「はあ」

「俺は(アレを)やりてえ。っつー意味だよ、ゲハハハハ!!!



・・・呆然。
(↑根は小心)




なるほど、確かに英語では「Its' hot=暑いね」で、その英西辞書には「Soy(ソイ)=It's」「Caliente(カリエンテ)=hot」であると書いてあります。


しかし考えてみると、料理とかが熱いのも「カリエンテ」。で、ソイというのは確か、「私は~です」という用法もあります。だから、







「ソイ・カリエンテ」
    ↓
「私は今熱くなってます」
    ↓
「オレは今ヤりたいぜ!」








ガーン。ガーン。ガーン。




・・・ショックでした。


僕は長距離バス→市バス→繁華街と、延々、

「俺はヤりたい」

とブツブツ言い続けていたのでありました。

し、しかも時にはムイ(=much、very)とかもつ、つけて、

「ソイ・カリエンテ、う~ん、ムイ・カリエンテ(すげえヤりてえ)
(注:すごく暑い。という意味のつもりだったんだよぉぉうおぉぉう)


・・・ぐ、ぐぐぐぅぅ!こ、これは不審なガイジンだあ!






と、まあそんな感じの体験でした。





いやもう、何日かね、こう、街あるくのがちょっと辛かったかもね、しれませんよ。

今考えると、グラナダにちょっとしかいないで、すぐに余所にうつっちゃったのは、この落ち込みが原因だったかもなあ・・・。ははは・・・。






えーとですね、ち、ちなみに、こういったしょうもない体験ができるゲームソフトというのも存在します。


大分前に発売された「げんしのことば」というゲームですが、

異性じゃなくて異星(南国風)に不時着した主人公が、生き延びるために、現地人たちと、慣れないその星の言葉を駆使していく、というやつです。


絵(アイコン)で、「食べ物」とか「女の子」とかの単語を選んでそれを並べると、簡単な文章になります。



例:

「?の絵+女の子の絵+「助ける」の絵」
       ↓
「お前が彼女を助けたのか?」


・・・という感じです。結構楽しそうでしょ?ね、ね?

これを間違えると、通じないし、最悪のときには、僕のように(ははは)誤解を巻き起こしてしまうこともあります。

いや中々これがコミカルです。このゲーム作った人も、企画を通したソニーも、中々にわかってますよ(←何を?)。


こんな素晴らしい作品なのに、イマイチマイナーです。


僕的にはこれはとてもオススメなのです。っていうか、誰か俺以外にやってる人いないんすか?寂しい、なんか寂しいぞぉ。むー。