とりあえず工夫している事を書いてみるブログ

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日頃のビジネスのなぜ・なにを書いて、自分の思考力を上げていこうと思っています。もし興味のある方はご覧ください。私が喜びます。

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現在の日本においては企業が自分のマスコットキャラクターを立てて宣伝する方法を取っています。
通常アニメによる2次元のキャラクターは幼稚で大人には合わないとして印象が強く感じる部分がありますが、今や二次元キャラクターは企業の広告塔になりつつあります。
例えば伊藤ハムのハム係長もその一つです。
ハム係長はツイッター通し、面白い内容を社会の人に向け情報を発信しています。更にハム係長の存在をより現実的なモノにする為、実際にツイッターを出している人の顔出しはNGにし、更に自分たちの商品を紹介しない方法と取っています。いわば企業キャラクターとしてではなく、実際の人間のような人の魅力で支持を集めているのです。
また地域活性化に向けたゆるキャラもその一つです。くまモンは熊本県のマスコットキャラクターではありますが、アニメキャラクターという立場で様々な人から支持されているのは事実明快です。

このようなマスコットキャラクターの歴史は明治にまで遡ります。
一番最初に企業のマスコットキャラクターを出したとされるのは、サッポロビールのエビスに描かれている恵比寿様です。
これは描かれている企業のロゴや商品のロゴとしてたまたま2次元キャラクターが入っていた印象がありますが、1955年テレビ放送が開始されてからは次第にアニメキャラクターを使った宣伝が多くなっていきました。
その際、親しみのあるキャラクターにする為、初めは恵比寿様のようにリアルに描かれていた描写が徐々にコミカルにあり、現在はより印象を引くためにはキモかわいいと言われるキャラクターまで存在しています。

現在はコンピューター技術の発展と多大な情報量により、益々企業キャラクターの存在が必要不可欠になりつつあります。
現在の情報は非常に多く、1日あたり私達が見ている情報量は全体の僅か25000分の1とされています。故に多くの人に情報を届ける為には信頼のある人から情報を聞く姿勢が大事になっており、企業キャラクターであるハム係長やくまモンもその方法で様々な人から支持されるようになっています。

このマスコットキャラクターの広告活動を見る限り、今後はただ広告を出すだけでなく、人としての魅力を見出す事も大事になっています。多様化が進む時代の中、中々これだと言える性格はなく、また大多数がそのキャラに対し、無関心・不快感を抱く場合が多いので、人としての魅力を出しつつも、そのような人達からのプレッシャーにも耐えられる忍耐力も付けておく必要があるでしょう。