リリーはとても元気な女の子だった。
7~8種ワクチンの摂取は続けてしまったが、それでも 10歳で卵巣が炎症を起こすまでは病気らしい病気はしたことはなかった。
緊急の卵巣摘出手術も切り抜けてくれた。
肥満にも注意して、ほぼ3.8kg前後をキープした。 それでも、13才あたりから、コホコホ、ゼーゼーという事があった。
太りすぎではないのに...と思い、かかりつけの病院を行くと、予想通り
気管支虚脱
ですね、の診断。
先生::”気管支虚脱は本格的には手術で治すしかないですが、まだ深刻ではないから、薬を出しておきます。 ゼーゼーがひどくなったら飲ませて様子を見ましょう。比較的強い薬なので、1回は 1/4錠。常用はしないでください。 散歩もあまりさせない方が良いでしょう”
-自分: これどんな薬ですか?
先生:一種の強心剤です。
-自分: ああ、救心 のようなものですか?
先生: そのようなものですかね...
それで、週に一回ほどもらった薬を与えていたら、気管支虚脱は収まったように見えた。元気も出てきたように見えた。
それで、僕の中で、
気管支虚脱は、犬が高齢化し、心臓が弱ってきたら発症しやすくなる場合がある、心臓に負担をかけないような生活を送れるようにしてあげなければならない。
という考えが抜けてしまった。とにかく、心臓が弱くなっているという怖ろしい事実と、ゼーゼーと息が苦しくなるという症状が僕の中でリンクはしてなかった。

