「日本のエッセンス 富士山」
昨年の夏に「日本のエッセンス 祇園祭」を作品解説で書きましたが、
今日から不定期ですが、日本のエッセンスシリーズを順に紹介していきたいと思います。
作品解説というよりは作品と場所と解説という感じでいきます。
第1作品は「富士山」
1998年に発表された記念すべき日本のエッセンスシリーズ第1弾となる作品。
(ちなみに同時に「日本のエッセンス金閣寺」も発表されている。)
(解説)
「私が各地を旅してから長い年月が経過していますが(40年近く)
何にしても言葉にして語るのは得意ではないのですが、
今も、時々眼を閉じると、昔の歩いた日本の情景が浮かんできます。
いつも記憶というのは全てを美しくしてしまう。
このシリーズがみなさんの
ごくわずかなそれになってくれれば嬉しく思います。」
2003年に日本のエッセンス画集「ジャパン」の発表に当たって寄せた一文です。
ヤマガタ自身も懐かしさを感じながら描いたことでしょう。
この富士山の実際の写真がこちら!
実際に富士山を描くために、スケッチブック手に、とリュックサックを担ぎ
静岡の日本平~山梨県~箱根
とぐるっとまわりながら、スケッチをしたようです。
また、チャコールによるスケッチだけでなく、墨や水彩もつかいながら数日かけながら回りました。
日本のエッセンスのシリーズのなかでも一番多くの作品を富士山で描いています。
(順に記事にしていきます)
このシリーズでよくなぜ人物が・・・ッと質問されます。(他の作品、シリーズでもそうですが)
懐かしい景色を見て奇麗だな~っと感じるだけではなく、
その景色を一緒に見た人や、過ごした時間、季節色々なことを
同時に思い出しませんか?
ヒロヤマガタはそんな情景をえがいているのでしょう。

