「ジューシー・トロピックⅠ」 | LACC(Life&Art Consierge) Blog

「ジューシー・トロピックⅠ」

「ジューシー・トロピックⅠ」「ジューシー・トロピックⅡ」

 ヒロヤマガタが日本で人気が絶頂の1980年代後半の頃、本人はまったく違うことを考えていた。

「自然が描きたい」

その念願が現実となったのは1991年のころ。ヒロヤマガタはメラネシアのフィジー諸島を訪れた。そこで、長い間心奥に眠っていたインスピレーションを電撃のように触発され、一気に描きあげたのがこの作品。

330の島々からなるフィジー諸島の半数、ロマン漂う無人島だという。赤道と南回帰線の中間のトロピック(熱帯)に位置するファイジーの大自然にほれ込んだヒロヤマガタは、無人島で熱帯の花々の芳香を満喫しながら、タイトルどおりジューシー(美術用語では潤いのあるカラーという意味もある)で、みずみずしいバイタイリティイあふれる熱帯左翼物の群生描写に没頭したという。その成果が、ここに見る、真紅のブーゲンビリア、紫・ピンク・赤などのカトレアなどのトロピックな大自然をカラフルに描き出している。

 草花の描き込みと仕上げで3ヶ月かかったという。


「ジューシー・トロピックⅠ」は白昼のフィジー

「ジューシー・トロピックⅡ」は星月夜のフィジー

(Ⅱはシルクスクリーンではヤマガタ作品に登場する人物が加筆され「スターライトクルージング」となっている。下の画像は、シルクスクリーンのもの」

と対照的に描かれている。


Life&Art Conciergeのブログ-ジューシートロピック        
1992年「ジューシー・トロピックⅠ」シルクスクリーン  

Life&Art Conciergeのブログ-スターライトクルージング

1992年「ジューシー・トロピックⅡ」原画(アクリル)

   「スターライト・クルージング」シルクスクリーン


後に、ヒロヤマガタはこのフィジーの島を購入し、年に数ヶ月滞在していた。

(今現在は手放してしまったようです。)


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このフィジーの大自然に触発されアースリー・パラダイスの制作を決定したとされている。


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(コンセプトのための石膏)