オリジナル(原画)とシルクスクリーン(版画)の比較① | LACC(Life&Art Consierge) Blog

オリジナル(原画)とシルクスクリーン(版画)の比較①

 ヒロヤマガタの作品では原画と版画の構図がまったく同じものもあるが、原画の構図に版画では、+αを加えたものとがある。


今回はそんな、原画と版画を比較してみると面白い。


下のオリジナル作品は、すべて水彩で描かれた作品です。

(画像がブログ上では小さくなりますので、拡大してお楽しみください)



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上「チュイルリー」(水彩)1992年

下「チュイルリー公園」(シルクスクリーン)


ヒロヤマガタがルーブルに日参しているときによくこの公園を横切って通ったそうです。




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左「朝・ノートルダムから」(水彩画)1990年

右「サンデードリーム」(シルクスクリーン)




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左「サンジェルマン・デプレ」(水彩画)1990年

右「サンジェルマンの裏通り」(シルクスクリーン)



オリジナルは水彩画で描かれているので、やわらかさと、透明感があり、

シルクスクリーンになると、さらに明るさが加わってくる。


なぜ、オリジナルと、シルクスクリーンが違うのでしょうか?


おそらく、シルクスクリーンにする時に何か+αを入れたくなり、シルクスクリーンのオリジナル製を出したくなったのではないでしょうか?


また、このシリーズには小さく虹が描かれています。


ヒロヤマガタの言葉。


「都会の人は、大空の虹を眺めるなんてチャンスはめったにないのかもしれないけど、誰でも、朝、顔を洗うときに、水滴がぱっとはじけて、そこに虹を見るんじゃないの?」


たしかに、ありふれた日常生活の風景や見慣れた情景、さらには何気ない動作の瞬間にも、きらりと光る虹が見えるのでしょうが、忙しい日常の中でふと気づくのは、中々難しいのではないのでしょうか?


少し立ち止まれば、見えるんでしょうけどね・・・。