ペリエ
1982年 『ペリエ』 (シルクスクリーン)
数あるヒロヤマガタ作品のなかでも代表的な作品です。ヒロヤマガタらしいブルーの青空が象徴的。
実はいわゆる「ヤマガタブルー」といわれる作品のシリーズの第1作目の作品である。
このペリエ以降とペリエ以前では作品は大きく異なってくる。世間的によく知られているヒロヤマガタ作品はこれ以降の作品が多く、すべてではないが、ブルーの作品やシックの作品が増えてくる。
逆にペリエ以前の作品はクラシックシリーズと呼ばれる作品シリーズに分類される。(別の機会に紹介させていただきます。)
生活がフランスのパリから、アメリカのロサンゼルスに変わったことが大きく影響していると本人は言っている。
「パリはどんよりした曇り空の日が大半で、そこで描いた作品を、スカッと晴れた青空のロサンゼルスでみると、暗くてとても見れたものじゃなかった。だから当時パリで描いた作品は、見てられなくてかなり処分してしまった。」(ヒロヤマガタ)
また、版元が変わったことも大きいと考えられる。この作品からマーティンローレンスギャラリー」と正式に契約を交わして80年代後半まで数々の作品を出版していくことになる。この、マーティンローレンスギャラリーは、あのアンディー・ウォーホールを大きく売り出したことでも知られている。
「僕のもっとも好きな絵のひとつ。これを見てると、最初の子供が生まれ、同時に前の画廊との契約れや何やで、それなりに懸命に生きていた頃の自分を思い出す・・・。」(ヒロヤマガタ)
ヒロヤマガタが「世界のヤマガタ」といわれるきっかけともなった作品。
作品解説の1番目の作品として、いろいろ考えました(順番にするのか、シリーズごとにするのか・・・)。
やはり、ヒロヤマガタらしい作品の代表作として「ペリエ」を選びました。
ご意見、ご感想お待ちしております。
また、リクエストもあればコメントとしていただければ答えて行きたいと思います。
