#多肉狩り 神奈川編多肉界の貴公子 ネルソル先生の寄せ植え講演内容2018版(メモ無... #多肉狩り 神奈川編 多肉界の貴公子 ネルソル先生の寄せ植え講演内容2018版 (メモ無し無しで書いているので間違っていたら指摘してね) ・使用する苗 ブロンズ姫などのグラプトペタルムやパキフィツムなど、下葉を落として茎を残せるタイプが寄せ植えに適している。ロゼット状に葉が重なり、上に伸びて生長する品種は上から押すと葉が落ちるので、下から持ち上げように持てば葉が落ちない。 事前に使用する苗を吟味し、配色、レイアウト、高低差を考え苗の長さを決め、準備する事が良い寄せ植えを作るポイントとなる。 ・用土 ネルソルには、特殊なポリマーが配合されており、水を加えることによりそのポリマーが給水して粘りが出来る。粘りがあるので、様々な資材に着けることが可能で寄せ植えに最適。 大量に用土が必要な場合は最低限、表土として厚さ2㎝のレイヤーをネルソルで構成する。その下の層は多肉専用の用土を使用する。 ネルソルは乾くと固まり固定される。一週間程で硬化する。一旦固まると水を与えても形は崩れない。アイデア次第でアレンジは自由自在。 ネルソルは水分を失うと固まって使用不可になるのでZipロックで保管する。 ネルソルは腐敗の原因となるバクテリアなどの細菌類が少ない清潔な土なので、今まで何万本も切ってすぐに挿して寄せ植えを制作さいているが、腐敗することは滅多にない。但し、エケベリアは茎が太く、水を吸い上げる力が強く、切ったところから菌が入ることがあるから二日くらい乾燥させる。 茎は折ってから7日から10日間切り口が乾くまで植えてはならないと言う人がいるが、ネルソルは清潔な用土であるので、グラプトペタルムなど茎の細い植物に関して腐敗しない。この業界での20年の経験の中で数万本を寄せ植えしているが、腐敗は一万本に一本程度で、その必要はないと考えている。 ネルソルは泥団子ができるくらいに、糸をひくくらいまで混ぜ土同士がくっつき弾力性がでてきたらOK。約20分程で粘り気が出てくる。 上田さんのハウスは真夏は45度を超えるが、上田さんの土は熱を伝達していく性質の用土を使っているから蒸れない。鉢の中を放熱する事が腐敗から苗を守るポイントとなる。 ・挿し方のコツ ネルソルにセダムを刺す時は、ピンセットの先端部よりもセダムの茎が出ていると折れて腐敗の原因となるから、もしピンセットを使うならば、ピンセットの先端が土に当たるように斜めにピンセットをセットし、ネルソルにピンセットが刺さった時点でピンセットをなるべく開かず置くように刺せば抜けない。セダムを刺したい箇所に割り箸で穴を開けておき、一旦周りの大きな苗を抜き、セダムを刺してあげてから、隣の大きな苗を再度刺せば、ピンセットを使わなくて済む。場合によっては手で挿した方が短時間で済む。 ピンセットでセダムの茎を強く挟むとそこから壊死してしまうので気を付ける。 ブロンズ姫などは葉が落ちやすいので、全体を包み込む様に下から持つ。 ネルソルに多肉を挿す時は、茎が10から15ミリ出るように下葉を取ってしまう。 多肉をネルソルに刺す時は、花が太陽に向かって動くので、それを見越して斜め上に刺せば、後々レイアウトが乱れない。 レイアウトをやり直す際は、抜けないように、ネルソルを一旦整地させてから植える。 水遣りしたばかりの多肉植物は、葉を落として自己増殖を試みるから、水が切れ気味の多肉の方が使いやすい。 ・レイアウト 根の付いた多肉だと、レイアウトを修正するときに整地が大変になるので、寄せ植えはカット苗が適している。 エケベリアなどの主題となる三つの大きな多肉の位置を仮決めし、スペースが空きそうな箇所に割り箸などで穴を開け、先にセダムを挿して、それから大きな多肉を挿すと隙間が出来ないず、下地が見えない美しいレイアウトになる。 隙間が出来そうな難しいところから攻める。 セダムは複数の苗がポッドに入ってるから、根をばらして複数に分けて隙間のサイズに合わせて分けて使用する。 多肉は2の倍数にならないようにレイアウトする。 多肉は縦軸も横軸も直線に並べず、左右や上下でシンメトリーにならないようにレイアウトする。 特に正方形の枠に植えるならば、水平、垂直に多肉が並ばないようにする。 5ミリ程度の幅で良いからずらす。 茎の長さを調整して高低差を利用してアクセントとする。 多肉は隣同士が被らないように配色する。 三角形を基本として配置する。3,5,7・・・と増やしていく。 三角形の隙間はセダムなどで埋めて多肉同士を緩衝させる。 ランダムに寄せて行くのではなく、下から(もしくは上から)一方通行で順番に寄せて行く。 🇯🇵t_yokomichiさん(@t_yokomichi)がシェアした投稿 - 2018年Apr月8日am5時18分PDT