とどいたもの入院したその日に、道外に住む妹から手紙が届いた。宛名は父名義。開けないように、父のところへ翌日母が持っていった。翌日は抗がん剤スタート日だったので、点滴につながった状態のまま時間を過ごした。お守りは癌封じで有名らしい、埼玉県行田市にある行田八幡神社のものらしい。自宅からかなり距離がある中、数少ない休暇を利用していったらしい。普段は神頼みとかそういう話はないのだが、これは思わぬことでありがたいなと思った。