お金の話って、つい重くなりがちだけど、
今日は少し違う視点から考えてみませんか?

ワタナベ薫さんのブログを読んで、ハッとさせられた言葉がありました。

さて、日本では亡くなる時に、
どのくらい資産を残しているのでしょうか?

この種の調査はあちこちで
行われているのですが、
なかなか中央値というのは
出ていないようですが
予想はできるそうです。

平均では、死ぬ時に有している
資産は、どこの調査でも、大体平均
2000〜3000万円と言われており、
ここから推察するに、中央値が
1000〜1600万円ほどのようです。

 

 

 

 

これを読んで思わず、
「えっ、そんなに持ったまま亡くなるの…?」と驚いたんです。
つまり、多くの人が、せっせと貯めたお金を使い切れずに人生を終えているということ。
「老後2000万円問題」はここ数年ずっと話題になっているけれど、
本当にその金額が必要なのか?
私はちょっと疑問に思っています。

 

 

■健康でも、未来は誰にもわからない

私の両親は今のところ健康で、
「特に内臓は問題ないよ」なんて笑っています。

でも、それがずっと続く保証はありません。
突然の病気や事故だってあるかもしれない。

そして将来、もし老人ホームに入ることになったとしたら――

施設の種類にもよるけれど、「要介護3」以上になると、
外出もままならず、選挙で投票することすらできない場合も。

そんな状態で何百万円、何千万円と貯金があっても、
本人がそれを自由に使うことはできないかもしれません。

 

 

■我慢して貯めたお金、使わずに終わるとしたら?

想像してみてください。

・趣味も旅行も「老後のため」と我慢して
・服や美容も最低限にして
・食費も外食も節約して
・好きな人との時間も「今じゃない」と後回しにして

そうやって、何千万円も貯めたとして――

そのお金を使わずに人生を終えたら、満足できますか?

私は…正直ちょっと、切ないなと思ってしまいました。

もちろん、「今すぐ全部使ってしまおう!」という話じゃないけれど、
未来のためだけに今を我慢し続けるのは、少し違う気がするんです。

 

 

■70歳でも働き続ける時代…それって幸せ?

最近では「人生100年時代」とも言われていますよね。

70歳を超えても働くことが当たり前になりつつあるけれど、
お金を貯めるために、ずっと我慢して、我慢して…

その延長線上に「働き続ける老後」があるとしたら、
それって、本当に幸せなんだろうか?

私は、そうじゃない未来を自分にプレゼントしたいと思いました。

 

 

■お金は“今の幸せ”のためにも使っていい

お金はもちろん大切。
でも、それは「安心材料」としてだけじゃなくて、
「人生を豊かにするツール」としても使っていいはず。

最近私は、健康な今だからこそ、
もっと自分を楽しませたいなって思うようになりました。

今年の目標のひとつは、ピラティスを始めること。

ちょっと贅沢に感じるけど、
「今の自分への投資」として、気持ちよく使いたいと思っています。

 

 

■人生のラストシーンを、ちょっと想像してみる

「死んだとき、いくら残してもあの世には持っていけない」

この言葉を聞いたとき、
私は自分のお金との付き合い方を少し見直しました。

・今日ちょっとおいしいものを食べる
・心が喜ぶ時間にお金を使う
・好きな人と笑い合える瞬間を買う

そんな“使い方”ができたら、
きっと「いい人生だったな」って思える気がするんです。

老後2000万円問題も大事だけど、
「今の自分がどう生きたいか」のほうが、もっと大事。

あなたは、お金をどんなふうに使いたいですか?

 

 

【あとがき|小さな一歩を大切に】

「安心のために貯める」のも大事。
でも、「今の幸せに使う」お金も、同じくらい大事。

そんなバランスを大切に、
これからの毎日をデザインしていけたら素敵だなって思っています。

このテーマ、気になる人がいたら
ぜひブログやSNSでシェアしてくれたら嬉しいです^^
また、同じような価値観の方とつながれたらいいなと思っています。