〜SNSにアップする前に知っておきたい、写真のマナーと著作権〜
こんにちは、くーです。
SNSに投稿した写真に「いいね!」がたくさんついたり、コメントをもらえると嬉しいですよね。
好きなチーム、イベント、推しの瞬間をシェアしたくなる気持ち、とてもよくわかります。
でも最近、こんな投稿を見かけることが増えました。
📸 公式サイトの写真をそのままスクショ
📺 テレビ番組の映像をスマホで撮影
📰 新聞や雑誌の記事画像をそのままアップ
「えっ、自分で撮った写真じゃないの?」と思うような投稿が、あたりまえのように流れてくるのです。
無断転載と引用の違い、知っていますか?
よく聞く言葉に「無断転載」と「引用」がありますが、この2つはまったく別ものです。
- 無断転載:許可を取らずに他人の著作物(写真・文章など)をコピーして使うこと
- 引用:元の情報源を明記し、ルールに則って一部を紹介すること
SNSでは、引用元を明示せずに投稿する行為が多く見られます。
特にInstagramやX(旧Twitter)でよくあるのが、「この画像いいな」と思って保存し、そのまま自分のアカウントにアップするケース。
「引用だから大丈夫」と思っていても、出典や引用ルールを守らないと無断転載になります。
どんな場合が著作権侵害になるの?
次のようなケースは、著作権法違反になる可能性が高いです:
- テレビやYouTubeなどの映像を撮影して投稿
- カメラマンが撮影した公式写真を勝手に使用
- 引用元を記載せずに他人の画像を自分のSNSに投稿
特に、フォロワーが多いアカウントや、「いいね!」が多くつく投稿では、目につきやすく通報や削除対象になることもあります。
悪気がなくても、知らず知らずのうちに法的リスクを背負ってしまうこともあるので注意が必要です。
著作権侵害とは、他人の著作物(イラスト、画像、テキスト、写真、音楽、動画、プログラム等)を著作権者の許諾を得ないで無断で利用することを言います。著作権侵害は民事上、差し止め請求や損害賠償請求の対象となり、また、
刑事上、刑罰の対象となります。
無断転載を防ぐためにできること
逆に、自分が撮った写真が勝手に使われていたら…ショックですよね。
そんなときの対策としておすすめなのが、
-
写真に署名(サイン)やウォーターマークを入れる
-
SNSにアップする画像のサイズや解像度を調整する
-
利用規約をプロフィールに明記する(商用利用不可など)
これだけでも「この写真には著作権がある」と伝える効果があり、無断転載の抑止につながります。
「いいね!」より大切なこと
私たちは、SNSで共感を得たり、誰かと気持ちを共有するために写真を投稿していますよね。
でもその前にちょっとだけ立ち止まって、「この写真、大丈夫かな?」と考える習慣があると、お互いに気持ちよくSNSを楽しめます。
著作権ってちょっと難しく感じるかもしれませんが、基本的なルールを知っていれば怖くありません✨
「好き」の気持ちを、安心してシェアできるように。
マナーを守りながら、素敵な投稿を楽しんでいきましょうね!
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