甲状腺の健康を維持するためには、定期的な検診が欠かせません。私は半年に一度、甲状腺の定期検診を受けています。今回はその検査内容や、甲状腺の病気について詳しくお話しします。

 

甲状腺の定期検診とは?

甲状腺は体の代謝を司る大切な器官で、ホルモンの分泌に関与しています。そのため、甲状腺の異常は全身の健康に影響を与える可能性があります。特に、過去に甲状腺の病気を患ったことがある人や、家族に甲状腺疾患の既往歴がある場合は、定期的な検査が推奨されます。

 

 

今回の検査内容

私の検査は、以下のような流れで行われました。

1. 受付と待機

病院に到着し、受付を済ませてから待合室で順番を待ちます。今回は約1時間ほど待機しました。病院内は電波の状態が悪いため、文庫本を持参し、読書をしながら待ち時間を過ごしました。

2.血液検査

 

血液検査では、甲状腺ホルモン(TSH、FT3、FT4)の値をチェックします。これにより、甲状腺機能が正常に働いているかを判断します。異常がある場合は、ホルモン補充療法などの対応が必要になります。

3. エコー検査(超音波検査)

以前はCT検査も行いましたが、今回は通常のエコー検査(超音波検査)が実施されました。エコー検査は甲状腺の大きさや腫瘍の有無、血流の状態を確認するために用いられます。

4. 診察と結果説明

検査が終わると、医師との診察です。幸い、私の甲状腺は手術後も異常がなく、今回の検査でも問題は見つかりませんでした。医師との会話の中で、最近亡くなられた女優さんが甲状腺機能低下症だったことが話題に上がりました。甲状腺の病気は身近なものであり、定期的なチェックがいかに重要かを再認識しました。

 

 

 

 

甲状腺の病気とは?

甲状腺の病気にはさまざまな種類があります。代表的なものをいくつか紹介します。

1. 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、動悸や発汗、体重減少などの症状が現れます。

2. 甲状腺機能低下症(橋本病)

甲状腺ホルモンの分泌が低下し、倦怠感やむくみ、寒がりなどの症状が出ます。女性に多く見られる病気です。

3. 甲状腺腫瘍(良性・悪性)

甲状腺にできる腫瘍には、良性のものと悪性(甲状腺がん)のものがあります。早期発見が重要です。

 

 

 

 

甲状腺手術から12年経過して

私は2013年2月に甲状腺の手術を受けました。喉の違和感から検査をした結果、病巣が声帯にはりついていることが判明し、手術に踏み切りました。手術後は幸いにも問題なく過ごせていますが、定期検診は欠かさず受け続けています。

川崎に移住してからは、甲状腺の診療を行っている耳鼻咽喉科に通うようになりました。以降、半年に一度のペースで検診を受けています。

 

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今後の健康管理

現在のところ、甲状腺に異常はなく体調も良好ですが、更年期障害の影響を感じることもあります。ホルモンバランスが崩れやすい年代に差し掛かっているため、今後も体調の変化に注意を払っていきたいと思います。

 

 

 

 

まとめ

甲状腺の病気は自覚症状が少なく、気づかないうちに進行することもあります。そのため、定期的な検診が非常に重要です。

✅ 甲状腺の定期検診では、エコー検査や血液検査を実施 

✅ 甲状腺の病気には、機能亢進症・機能低下症・腫瘍などがある

✅ 私自身も手術後12年が経過し、定期的なチェックを続けている

✅ 体調管理をしながら、更年期の影響にも気を配る

 

「最近疲れやすい」「体調がすぐれない」と感じる方は、一度甲状腺の検査を受けてみることをおすすめします。早期発見・早期治療が大切です!

健康を維持するために、定期的な検診を習慣にしていきましょう!