メンタル不全で、働き方の関係で手にするお金も限られていました。
それ故に、学ぶことを得る機会がありません。
どうしてもやるとしたら、自分で頑張るしかありませんでした。
こういう人は「受取下手だから、お金がもらえないんだよ」「お金のブロックが強いんだね」と言われやすいです。
本当にそうなのかよくわかりません。
そもそも『お金のブロック』って存在するかわからないから。
それはさておき。
最近、新しい学びを始めました。手帳術です。
これまでは自分でやれたらそれでいいし、教える必要もないと思っていました。
しかし、ある人に言われたのです。
「いつまで自己流してるの?」
手帳術なんてYouTubeやSNSを検索したらたくさん出てきます。人に教えてもらえなくてもそれらを活用したら安く学べます。むしろ、そういう方が良いと言うことになってます。
しかし、私の状況を知ったその人は更に言葉を継ぎ足します。
「自己流は事故るよ」
その言葉は、起業塾などでよく耳にする言葉でした。どんなに頑張っても、自己流をやったらダメだよという脅しに近い言葉。だからどんな経済状況でも学んだほうが良いと。
その頃の私は、会社でメンタル不全による適応障害を起こしていました。有給休暇も使い切って、経済状況も悪化し、食べていくだけでやっとという状況でした。
フードバンクや生活保護を勧められるほどでしたが、それらを活用する必要性はどこにもありませんでした。出勤して治していけば何もこわなくないと思っていたから。
ただ、朝起きてからノートに頭の中にある言葉を綴るぐらいしか出来ませんでした。
――とにかくこの状況から抜け出したかった。
そう思って、手帳術を学ぶことにしました。
ずっと中途半端に生きてきたから、きちんとした学びを得たかったのです。
60日間で私は何を得られるのだろうか。
その真剣勝負をするために、受講し始めました。
世の中には、1ヶ月で10万円の学びを与える講座などが存在します。自分の中では、それをやりたくても出来る経済状況ではありません。どうしたら自己肯定感が上がるのだろうと思いたくなるほど考え込みます。
それがうまくいくようになれば、また違うのかもしれません。
とにかく、自分自身への真剣勝負が始まったところです。