今の病院では、春と秋に定期検査が行われます。

甲状腺の問題が見つかって手術してから10年以上経つけど、薬を飲んでいるので定期検査が必要だと言われているから。

 

定期検査は血液検査と画像診断が行われます。

いつもだと画像診断はエコーで終わっちゃうけど、今回は10年ぶりにCT検査を行うことに。

予告はいつも前回の診察で言われるので、ある程度覚悟はしていました。でも、10年もCT検査をしていないので(いつもエコーで断面図だけ見てもらってる)、たまには…ということなんだろうなと。

 

検査を終えて、診察をするといつもより少し長めのお話。

今回、なぜCTを撮ったのか……というと、他の部位にも転移していないか見てもらっただけ。幸い、何もないので(リンパ節に何かあったらしいけど、先生曰く『健康な人もあるやつだから気にしないで』とのこと)一安心しました。

 

断面図を見ながら、チェックしてもらいます。

「乳がんもないから大丈夫」

そう言われ、ますます安心してしまいます。アラフィフになると、そういう問題も出てきちゃうので、こういう話は大事だなって。

 

「内科で受診してたっけ?」

不意に先生が聞きます。

「今はどこにも行ってないです」

そう答えると、「当分、ここでお薬処方だね」とかえってきました。

かれこれ10年以上飲み続けている薬は、内科でも処方してくれるそうです。私の場合は、耳鼻咽喉科でお願いしているけど(ここが頭頸部甲状腺外来もやっているので)

 

「君の場合は、健康診断のようなものだから」

一応、会社の人間ドッグで受けてはいます。喉を掴まれると「ぐえっ」とカエルが死んだような声を出してしまいますが。

それでも健康診断だと先生は言います。まあ、細かいところまで見ないからね、人間ドッグは。

 

――そんなわけで、今回も異常なしですみました。