ツイッターを見ていて、ものすごく違和感を感じた。

 

 

たぶんね、ここのツイートの引用でアイドルが「外見を磨かないと中身を受け入れることが出来ない」みたいなことをいってたから、それに反応してのことなんだろうけど…

 

今の40代なかばの人って、学校教育で『人間は外見より内面が大事です』と言われ続けてきたのもあるんじゃないかなって。
例えば、学校にビーズなどのアクセサリーを持ってきたりする。それを教師が没収して、説教する。そんな時に必ず言うのが、『人間は外見より心が大事です。こんなチャラチャラしたものはダメにします』と。それが中学校などだと、校則で『華美じゃないもの』という基準が設けられてしまう。しかも教師基準で――

 

そのトラウマがあるから、大人になっても「人間は外見より中身よね」という考えが生まれてしまう。そして、おしゃれに無頓着になることもある。

また、人によっては「おしゃれは男に媚びを売ること。だから良くないこと」という考え方をしてる人もいる。そういう人は、くたびれたインナーを着ようが、眉毛ボサボサの口ひげ女子になろうが、「清潔ならそれでいい」「どうせ誰も見てないし」という行動になる。

(ちなみに恋愛や結婚は堕落しちゃうと思い込んでることも)

 

人間が内面大事というのは十分わかっている。しかし、それならどうして美容整形外科や美容サロンが流行るのだろうか…?それを「メディアなどの策略」という人もいるだろうけど、内面の前に外見を求められるからそういうのが増設されてるのではないだろうか。

ましてや女性は『選ばれる存在』であることを求められてきた。自立することより、男性に見初められて『選ばれる』ことを最大としてきた。それにはまず「お茶やお花」より「外見」を求められる。実際、店頭に並ぶことを考えたら、きれいなものから選ばれるのは常識になりつつあるのではないだろうか。

 

だから、ツイートの人は外見磨きが大事だと当たり前のように言う。
しかし、それが受け入れられない人は「外見より心よね」といいつつも、「外見なんてクソ」と思っていたりする。

その裏には、過去に受けたトラウマが影響してるのではないかと思っている。