物事に挑戦し、達成できると嬉しくなります。
また、大きな夢が出てきたらそこへ一気に飛び込むのではなく、小さくして進めたらうまくいくことが多いのです。
俗に言う、『ベイビーステップ』というやつです。
自己肯定感が低い人は、こういうのが出来ないと聞きます。
「私には無理」といって避けちゃうのです。
また、プライドの高い人もこういうのが出来ません。
「何とかしよう」と一発逆転ホームランを打ちたがるのです。
大きな夢は、簡単にはかないません。
小さくしていけば、時間はかかるけど叶えることが出来ます。
じゃあ、どうしたらいいのかというと……やるべきことを細かく分けるのです。
たとえば、ピアノ教室に通い始めたら、一番最初にバイエルを使います。
それからハノン、ツェルニーなど薄い練習曲集を使ってから、難しい曲が詰まった楽譜を練習するようになります。
だから今日習ったばかりの人が、いきなり難しいピアノ曲を弾くことが出来なくて当然です。
水泳でも、サッカーでも、野球でも、何でもいえます。
1日で大谷翔平でも羽生結弦でもなれないのです。
みんな努力の積み重ねをしています。
この努力の積み重ねで、「うまくいった!」と感じるようになったら成長していることがわかります。
場合によっては、小さな無敵感が生まれるきっかけにもなります。
無敵感を持つようになったら、チャンスです。
「出来る!」という自信がついてきて、もっとやりたいという欲求に発展します。
それが「うまくなりたい」という欲につながります。
小さな無敵感が、成長を求めるきっかけになるのかもしれません。