今朝書き起こしたノートには、昨日Zoomセッションで受けてた時の感想が書いてあった。

その時に出てきたのがインナーチャイルド。私の内なる子ども、という意味らしいけど…それってなんだろうなあと思って、あれこれ調べてみました。

 

インナーチャイルドとは、そのまま訳すと「内なる子ども」です。幼少期の家庭環境にてトラウマとなった負の感情のことを指します。人間は大人になるにつれて身も心も成長し、社会生活や人間関係を円滑に進められるようになります。

しかし、インナーチャイルドの症状が強く出てしまうと、大人としての考え方が持てず、社会生活を送ることや人間関係を築くことが難しいと感じ、生きづらさを感じることもあるのです。

 

思い当たるフシはある。

そもそも両親に厳しく育てられたという印象を持つ。多分、社会の中で生きることは厳しいから、そうならざるを得ないだろうということだったかもしれない。
それが時々、自分の中で責めてくることもある。

彼らの『常識』で私を問い詰めるときだ。

 

「もっと稼げないの?」

「何で公務員になれないの」

「いくつになっても女は養ってもらえる人がいないと…」

「お金が欲しけりゃ、バイトを増やさなきゃ」

「それって自己責任じゃない…?」

 

そのたびに嫌な気持ちになっていた。私は器用な人間じゃないから、こういうものが時々体調に影響していた。

結局、親の望むような生き方は出来なかった。

 

大学を出て、就職活動をしたけど就職氷河期で新卒で出遅れた。

公務員の試験を何度も挑戦したけど、臨時職員にはなれても正規職員にはなれなかった。

学芸員の勉強をしていたけど、単位が足りなくてとれなかった。

結婚できないまま、気がつくとアラフィフに片足突っ込んでいた。

バイトを増やそうと思っても本業と必須用事との兼ね合いで、思うようにスケジュールが組めない。

 

その結果、今に至っている。

 

 

特に『自己責任』という言葉が飛び交うと、ビクビクしてしまう。

思うようにいかなかったら、全部それで片付けられると。

だから、『就職氷河期の人たちが、現状に甘んじて非正規雇用でいるのは自己責任だ』となると、「ごめんなさい、その世代で」と思いこんでしまう。

 

これらは全部、インナーチャイルドが傷ついたところに反応しているせいなんだろうか?

 

気になったので、本を取り寄せようと思った。この辺の本を読めば少しは理解できるのではないかと思って。