自分を愛すること。

これが難しいことだったりします。

 

「【自分を愛する】ということは、あなたが愛する人にしてあげていることを、自分自身にもしてあげられること。例えば、健康を気遣い、幸せかどうか、辛いことがないか、孤独になってないか、笑顔でいるかを気にかけ、必要に応じてケアをする。感情的になっていても責めたりダメ出ししないで『大変だったね』と労う。このようなことを、自分にもしてあげられていれば、【自分を愛せている】ということになるのではないでしょうか。(以下略)」

 

 

 

つまり、他人にしてあげられるようなことを自分にもしてあげる……そういうことなんですって。

だから、自分に向けてケアやフォローをしてあげるといいのかもしれないそうな。

 

 

子どもの頃、親や学校などから「見かけじゃなくて中身が全て」と言われ続けて来ませんでしたか?

私にとっては、その言葉は大人になっても呪いのようについてまわってました。

なぜなら、子どもの頃から「可愛くない」「ブサイク」など言われてきたから。

そして、「可愛くない自分」に輪をかけたのが、あの頃の大人たちがいっていた

『見かけじゃなくて、中身が全て』『ボロは着てても心は錦、っていうでしょ?』などという言葉でした。

それを信じすぎて、自分の外見に気を使えませんでした。

可愛い服を着ても否定されるくらいなら、最低限の身だしなみさえできればいい。

それで、大学に進学しても化粧は下手くそで、面倒臭さからすっぴんで通していました。

それは社会人になっても、変わりませんでした

(最低限の身だしなみとして、化粧をして出勤はしてましたが)

 

しかし、ふとしたことで気づいたのです。

それって自分を守るための鎧に過ぎなかったのではないかと。

自分自身が「可愛くない」という言葉を受けすぎて、

拗らせた言葉として『外見よりも心が全て』『人間、中身が全て』というもので守りすぎて。

だから、自分自身に少しでもケアやフォローをしてあげようと。

 

 

その1歩として、手帳を使うようになりました。

自分が変わりたい、と思ったから。

手にした途端、なりたい自分が見えてきました。

私は私であって、やりたいことを貫きたい。

それが自信につながり、心の安寧へとつながっていく――まさにそれでした。

 

手帳を使うようになってからは、

毎月のようにワクワクリスト(ウィッシュリスト)を書くようになり。

やりたいと思えることが見えてきました。

大きな旅行やビジネスは考えられないけど、

自分が心からこうありたいと思うことがすべてじゃないかと。

 

――それが自分を愛することに結びつくのではないだろうかと思うのです。