先週土曜の夜中から猛烈なかゆみに襲われていて、夜中も目が覚めると体のどこかを掻いてます
PBCの症状でかゆみが出現してから3年くらい??
最初はレスタミンとかアレロックとかアレルギーに使われる一般的な薬を使ってました
しばらくするとそれが効かなくなってきて徐々にかゆみが悪化して、次に使ったのがクエストランという薬
これはかゆみの原因と考えられている胆汁酸を吸着して排出させるという薬
これもしばらくすると効かなくなって、今も飲んでいるレミッチを導入することになりました
レミッチについて…
『痒みは、中枢の神経細胞にあるオピオイド受容体を介して知覚されます。オピオイド受容体は、さらにμ(ミュー)受容体とκ(カッパ)受容体、δ(デルタ)受容体に分かれます。痒みの発現にはμ受容体がかかわり、これを制御し調節しているのがκ受容体です。
このお薬は、κ受容体に選択的に結合しκ受容体を活性化させることにより、μ受容体に起因する痒みを抑制します。』
今回急にかゆみが強くなったから、何でだろう…って思ってました
今までの感じだと、徐々に効かなくなって、かゆみが強くなっていくって感じだったから
で、最初に思ったのは、喘息でいろいろ薬を追加したから、薬のアレルギー
でもかゆいだけで蕁麻疹みたいなぶつぶつも皮膚の赤みも無いから、アレルギーでは無さそう
でも気になって今飲んでる薬の副作用をいろいろ調べてみて、ふと気がついた
土曜日に追加で出してもらった「フスコデ」という薬
アレルギーの薬と咳止めと気管支拡張の3つの成分が入ってる薬なんだけど、この咳止めの成分(リン酸コデイン)とレミッチの相性が悪いんじゃないかと
レミッチの説明に
『痒みの発現にはμ受容体がかかわり、これを制御し調節しているのがκ受容体』
ってあって、レミッチはκ受容体の働きを刺激してμ受容体の働きを抑えることでかゆみを抑えるようになってるんだけど
リン酸コデインはμ受容体の働きを刺激するお薬だったんです
せっかくレミッチで押さえてるはずのμ受容体をリン酸コデインが刺激するっていう相反する作用
でも、この解釈が合ってるかどうか分からなくて、とりあえず月曜の夜からフスコデを飲むのを止めてみて、後日薬剤師さんに聞いてみました
結果、その可能性はあるとのこと
レミッチの添付文書にも「併用注意」のところに『オピオイド系薬剤』と書かれていて、作用が増強または減弱される恐れがある、って記載されてるそうです
私の場合、レミッチの作用が弱まってしまった、ということか…
フスコデを止めてみて、かゆみは改善したけど、完全に元通りとはいかず…
フスコデを飲み始めたタイミングとかゆみの症状が悪化するタイミングがたまたま一致してしまったのか、フスコデを飲んだことがきっかけで、かゆみを悪化させてしまったのか分かりませんが、次回の消化器内科受診のときにかゆみについて相談しようと思います