2016年の10月から11月にかけて
JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK 2016が開催されていました。

東京、大阪、神戸、そして名古屋のインテリアショップや
ファッションショップや専門店が伝統工芸品の産地とコラボレーションして
オリジナルの伝統工芸品の展示販売や実演を行うこちらのイベント。

名古屋では名古屋中区栄にある名古屋パルコをメイン会場にして
各コラボレーションアイテムの展示と実演を行っていました。

私のお気に入りのFuligo shed(フーリゴシェド)さんが
今回、富山県の伝統工芸品である高岡漆器とコラボした
アクセサリーを新作で出しているとのことで
気になって出掛けてみました。

さて、高岡漆器。
漆器とは木や紙などに漆を塗り重ねて作られる工芸品な訳ですが…
今回のアクセサリーでは、螺鈿細工を使って、仕上げられています。

それがこちら

 


貝殻を薄く削った上で、色を着色し、漆を塗る工程の中で貼り付け、
表面を磨くことで、貝特有の虹色光沢を楽しみつつ
様々な模様を作り出すことができる技法、それが螺鈿細工。

以前、東京国立博物館などにも出掛けたりしているので
私などは、衣裳箱や手箱(装飾経をおさめる経箱とも呼ばれることも)
硯箱などを見ているのでおなじみの伝統工芸です。

そんな螺鈿細工。今回のアクセサリーでは
ピンクやブルー、ホワイトの3つの色をベースに仕上げてあります。

何より、幾何学模様大好きな私としては、ストライクゾーンのデザイン。
クールなフォルムなせいか、伝統工芸の技がさりげなく光る
洗練された仕上がりになっています。

私はネックレスを選びました。

 

裏面には、コラボというのが分かる刻印。


チェーンはロングタイプの55cm。
スライドボールが使われているので、お洋服の襟ぐりの具合などに合わせ
自在に長さを調節できるところも、嬉しいです。

 

私はホワイトのベースのカラーを選びました。

螺鈿の角度により変化する光沢は

どんなお洋服にも合います。

 

基本的にシンプルなシルエットのトップスの時に

さりげなく付けています。

が、ほとんどお洋服を選ばないので

気軽につけることができます。

ただし、お水などには強くないので要注意。

 

得にこれからの季節は汗が気になるので、

身につけるのは自粛中。

あと、チェーンの色のくすみが気になるので、

メンテナンスした方が良いか、

今度お店に出かけて相談してみようと思っています。