すっかり更新しないまま放置してしまってますが、すみません。
すごく大切な話をさせてください。
ときどきこのブログでも有効であるとして触れていた断食や糖質制限について、
慢性疲労、副腎疲労につながる可能性がとても高く、
わたしの体感でも、すごく疲れやすくなって、健康面で大きなデメリットがあったと実感してます。(>_<)
今まで身体治しのために取り入れてきた「糖質制限」や「断食(ファスティング)」について、
わたしも不調のときのリセットのために、体調不良や症状のトラブルが起こった時に取り入れる、といった使い方をしてきました。
このことについて大きく撤回、修正させてください。
わたしたち日本人の食についても関連がある、すごく、大切なことです。
脳が発達してる人間は、そのエネルギー源として、糖質をとても必要とします。
その糖質を食べ物から摂ることを止めてしまうと、危機を感じた身体は、脂質やたんぱく質を壊して、糖を作ります。
このことを「糖新生」といいます。
このときに副腎がコルチゾンやグルカゴンを出してすごく働かないといけなくなること、
「糖新生」が起こる身体になってしまうと、
タンパク質が糖に変えられるように身体のメカニズムが働いてしまうので、
今度はタンパク質がうまく取り込めず、不足してしまいます。
臓器や身体がとても疲弊します。
16時間断食、3日間断食、とかもリセットのために取り入れてましたが、
とくに3日間断食、これはすごく達成感や爽快感があって、
断食前、断食後の準備食や回復食を含めて数日のあいだ消化器系が休むことになるので
断食後は肌がリセットされるかのように、身体がすごく変わることを実感していました。
でも、食べることは、生きているとずっと続きます。 ※「不食」の考え方とかは、わたしは採用していません。
断食してリセットしても、食べる日々が戻ってくると、元に戻ってしまいます。
そしてやはり、断食によって糖が足りてない時間を過ごしたことによって、
「糖新生」が起こる身体になってしまうのです。
わたしの身体も「糖新生」が起こるようになってました。
食べても食べてもお腹が空くし、たくさん食べてるのになぜか痩せてしまって、体重が増えない。
食べた後、気絶するかのように眠くなることが多くなって、月に2回くらいは頭痛や吐き気が起こり、
とくに暑い夏場はかなりバテてました。
まさに副腎疲労の症状でした。
「糖新生」の怖さに気づいたのは、こちらの動画でした。↓
吉野敏明チャンネル〜日本の病を治す〜
必須エネルギーの糖質が入ってこないので
身体を壊して「糖新生」を起こすようになった身体を治すのに
ゆっくり吸収されるでんぷん質であるお米のごはんを、
血糖値を上げすぎないためにできるだけ時間を空けすぎないように2~3時間おきに、
しっかり咀嚼して食べる、「頻回食」を行いました。
そして、頻回食にも慣れて、しっかり咀嚼して食べることが習慣化できてきたら、
毎日お米を、1日に2合~3合の5分づきのごはんをきちんと3食、
全体の食事量の6割はお米のごはんを食べて、
具だくさんのお味噌汁と組み合わせて、
お米のごはんがしっかり食べられるように、おかずは少なめにしました。
お肉もお魚も少量づつ、しっかり食べる生活です。
お米のごはんを全体の6割取り入れる、
具だくさんのお味噌汁との組み合わせで摂ることの大切さや理論などは、
柏原ゆきよさんの、こちらのチャンネルですごく学ばせていただいています。
身体が疲弊していて、消化吸収力が衰えているのか、お米の量を増やしたことで
最初の2~3週間は便秘になったり肌荒れが起こったので、
玄米をやめて、5分づきのお米に雑穀を混ぜて、意識してよく咀嚼して食べるようにしました。
体調に波があって、便秘や肌荒れが起こったものの、
体感として、何とも言えない疲労感が徐々に軽減していくのを実感しました。
今年のGWあたりからお米を毎日2合~3合食べる、という生活を続けたので、
3か月めくらいに酷暑の夏を迎えていますが、
明らかにいままでのようなバテバテ感はありません。
そんなこんなの体験と情報を交えて、
youtubeのチャンネルでショート動画でちょっとづつ発信しています。
よかったら見てみてくださいね。
記事のなかで時々紹介していますが、
動物性のタンパク質を一切摂らないことを長期に渡って続けるのは、
わたし個人のことでは貧血にもなったし、後々大変ではありました。
ただ、現時点のわたしには答えが見つけられないままではありますが、
わたしの祖母は晩年は動物性のものは一切食べなかったと聞いてますし、
青汁だけで健康に若々しく過ごされてる方も日本にいらっしゃいます。
縁あって、そういう腸内フローラ状態になれば、菜食は可能なのだろうと思います。
まだまだ全国的に厳しい残暑が続くとの予報がでてるところが多いみたい。
どうかみなさまも、ご自愛ください。
わたしの体験がちょっとでも役に立てばうれしく思います。