ご先祖様のお墓参りも無事終了したので、雨が降る中でも楽しめそうな場所に行くことにしました。
昨日の夕方、民宿ふくだに向かうタクシーの運転手さんに教えてもらった花鳥園がとても気になっていたので、駅から近いその場所へ行きました。
お腹が空いていたので、入園後すぐにレストランフローラというお店へ入りました。見上げると、色とりどりのインパチェンスの花々がまるで葡萄の房のように一面に咲き誇っていました。なんてことのない普通の焼きそばを花々を鑑賞しながら食べる事ができたので、幸せでした。
掛川花鳥園は、様々な鳥や花と触れ合える魅力的なスポットです。休日ということもあり、カップルや家族連れ、そしてシルバー世代の方々がたくさん遊びに来ていました。
鳥たちを柵や檻に入れている生き物のお部屋もあれば、鳥たちを自由に伸び伸びとさせているお部屋もあり、部屋に入ると同時に鳥に歓迎されたりもしました。
また、屋外のエリアでは白鳥が池ですいすい泳いでいたり、ペンギンのプールもあり、とても可愛かったです。
園内のエリアではバードショーもあったようですが、そちらは今回は見ませんでした。
世界のフクロウのいるお部屋では、個々の檻の中には、様々な種類のフクロウがそれぞれ止まっていました。私は、梟や木兎のようなちょっとおとぼけた顔の生き物が大好きなので、テンションが上がりました。
中にはもののけ姫に出てきたシシガミ様に似ている顔のフクロウもいて、ちょっと神々しかったです。
インコがたくさんいるコーナーでは、餌やりができるようで、お子さん達が腕や肩などにインコを乗せていて面白い光景でした。
私も負けじとヘラサギやときに餌を上げられるコーナーでヘラサギにご飯をあげました。
どの鳥もみな人慣れしていて、私がご飯をあげたヘラサギとは別のヘラサギが、しばらく私の後についてきて、鳥の可愛さにノックアウトされてしまいました。
すると、肩に重みを感じて、目の前の男の子が私にスマホのカメラを向けてきて、写真を撮ったのです。
どうやら、ときが止まっていたようです。
そんな楽しいハプニングもあり、いよいよ最後のコーナーとなりました。掛川花鳥園で大人気のハシビロコウです。私は初めて見るハシビロコウの姿を見て、笑ってしまいました。ペリカンの一種なので獰猛なのですが、横から見るハシビロコウはとってもユニークな形だったからです。
後からネットで検索して知ったのですが、そのハシビロコウの名前はふたばちゃんというそうです。花鳥園の人気者ということもそこでわかりました。
ところでこの鳥、微動だにしませんでした。
あまり動かない鳥なのだなとスマホで写真を撮ろうとした時に、突然バサバサと飛んだのです。これには本当にびっくりしました。
もっとずっと花鳥園にいたかったですが、帰りの時間となってしまいました。
掛川駅まで歩いてお土産屋さんで友人にお土産を購入して、新幹線に乗って東京に帰りました。
肝心な仏像と掛け軸を供養できなかったので、また今度静岡観光をしに行きます。
おかげさまで、思い出に残る旅ができて大満足の二日間を過ごす事ができました。
