JR内房線と久留里線の開業100周年を記念した、快速「SL・DL内房100周年記念号」が2012年2月10日~12日の間、運行されました。
内房線にSLが走るのは、その前にも何度かありましたが今回はかなり白熱した指定席券争奪戦がありました。しかし、非常に運良く指定席券を入手、2月11日に乗車してきました。
私が手に入ったのは、木更津~千葉みなと間をDLが牽引するほうでした(SLは後ろ向きで牽引され、折り返しの、千葉みなと~木更津間をSLが運転)。
それでもSLが間近で観られるということで、さっそく木更津駅に。とにかく人多すぎのなか、どうにかSLの先頭部の写真を撮影。
記念プレートも持つことが出来て写真を撮ってもらいました。
客車のサボも特製。
こちらは千葉みなとまで運行するDL。
機関車と連結する前の客車。
静態保存のSLと違って、やっぱり躍動感があります。
入念に点検をしている運転士さんたち。
国鉄C61形蒸気機関車20号機はWikipediaによると、1973年に一旦廃車となり群馬県伊勢崎市で静態保存されましたが、2011年に復元され、主に群馬県内のイベント列車として活躍しているとのことです。内房線に来るのは現役時代を含めても初めてらしく、多くの鉄道ファンがその勇姿を観に大勢やってきていました。
いざ客室へ。非常にレトロな客車。製造年はよく分かりませんが、戦前のものであることは確かです。
冷房は扇風機。もちろん車内は満席でした。
灰皿は撤去されていましたが、昔懐かしい栓抜きは健在です。
千葉みなとに到着。大勢の出迎えを受けて移動するのも困難な感じでした。ただ、停車時間が長かったので通常の列車で木更津方面に先に戻り、今後はSLが走るところを写真撮影することにしました。
巌根~木更津間で撮った一枚。周りも見物客や撮り鉄さんたちで一杯。こんなにこの周辺が人が賑わうのは珍しいぐらいでした。
木更津駅で撮影。
今は久留里線から引退したキハたちと並ぶ姿。貴重な写真です。
矢那川沿いから撮影。ここもギャラリー多すぎ。
その後、この記事を書いている時点まで内房線でのSL運行はありませんが、そのうちまた来る機会があるかもしれません。そのときはまた追い掛けてみたいと思います。
【2015/06/12記】