間があいてしまいました。
この時期、仕事は気持ち的にも少し余裕のある時期なのですが、家に帰れば相変わらずのドタバタ祭り
全く余裕なし
さてさて…
先日、中3長男のクラブの引退試合がありました。
運動が得意でもない、団体競技も苦手、文化部も嫌…
そんな彼が選んだのは、小学校のクラブで少しかじったことのある卓球。
土日の練習もなく、上下関係も厳しくないゆる~いクラブでした。
先輩のこともあだ名で呼んだり、ため口もOKだったり…。
顧問の存在が薄くて、練習も子ども任せ、ミーティングもほとんどなく、時間になったらおしまい。
親としてはもうちょっときっちりした中でやって欲しいなとは思っていましたが、本人は楽しくクラブ中心の中学生活を送ることができました。
長男は学年の中では、2番手。
でも学校外に出ると、なかなか一回戦を突破できず…。
最後の試合も「まずは一回戦突破!」を目指しましたが、3-1で個人戦一回戦負けに終わりました。
そして団体戦も長男は交流試合になってしまいました。(チームの負けが決まってしまったため)
やっぱり強いところは指導者がちゃんとしてるし、1、2
生も応援しに来ているし、人数も多いですね。
それでも1年の頃より随分上達し、「オッ!上手くなったやん!」という場面もそこそこありました
1年の頃はとにかくスマッシュ!(そして外す)
最後の試合の日は、拾って拾ってチャンスを待ち、きめる!、際どい位置を狙って打つ!等、成長した場面もたくさん見ることができました
まぁでも、何が何でも勝つ!という精神や気持ち、執着心が少ないんじゃないかな、長男くんよ…
スポーツに「負けず嫌い」の性質は必然だと思うのですが…。
また、点を取った時に「オッシャ~!!」とか相手が派手に雄叫びあげるタイプだとそれに動揺してしまい、勝てる試合も勝てないという感じがなきにしもあらず…
もっともっと志を高く持ってやればいいのに…
もっともっと強気に出たらいいのに…と思うのは、親の勝手な想いではありましたが、
結局のところ、
毎日真面目に練習に参加し、気の合う仲間と出会い、楽しいクラブ生活が送れたんだからそれでよし!!
そこに尽きます(笑)
ハードルが低いでしょうけど
長男は、中学校で不登校になる可能性も十分にありました
小学校卒業目前に、登校渋りがありまして
その時、え~っ?何で~?!どうしたん?とビックリしてたママさんとこのお子さんも中学生になって、不登校に…。
他にも小学校の同級生が何人かあまり行けてない…という噂も聞きました。
不登校の生徒は長男の学年も次男の学年にも各クラスに何人かいるみたいです。
子どもの世界には大人が入りきれない世界があります。
クラスのメンバーによって、クラス替えによって、状況や立場が大きく変わることもあります。
子どもたちは子どもたちの世界の中で、色んな思いを抱きながら、毎日を生きていかなくてはなりません。
いつ誰が不登校になってもおかしくないと言えるんじゃないかな…そう思います。
もちろんどんな状況にあっても、めげない強い心を持って困難に立ち向かうことのできる子どもであって欲しいです。
でも子どもたちは、私たちが思う以上に狭い世界で生きています。
みんながみんな強い心で立ち向かえる子ばかりではないですよね…。
長男が登校渋りをするまでは、学校に通うのが当たり前だと思っていました。
だからまさかうちの子が、不登校に…そんな気持ちでした。
(根本的な問題は私にあったので、子育てを修正しました)
今は学校に通うこと、通えることは決して当たり前のことではないと思っています。
「行ってらっしゃい」と送り出せることの幸せは忘れないように、また、機械的にならないように心がけています
親子関係も無事に修復でき、中1で数回、欠席したことはありましたが、それ以降は、病気以外で欠席したことはなく、ここまでこれました。
クラスにほとんど友だちができなかった長男にとって、クラブの存在はとても大きかったと思います
弱くゆるいクラブであったかもしれないけど、楽しい!と思えるクラブで、3年間(正確には約2年半)一生懸命卓球に打ち込めることができてよかった!と心から思います。
先日の引退試合の日、仲間と過ごす長男の様子を遠くから見ていました。
笑顔の長男がそこにはいました
試合に出ている友だちにアドバイスをしている姿もありました
結果としては、個人戦はみんなそろって一回戦負けとなり、団体戦も負け…。
悔しい気持ちもあったはずですが、終わって外に出て来た子どもたちはみんなスッキリサッパリした笑顔でした
(負けたら最後まで試合を見ることなく、すぐに帰るところがうちのクラブです1、2年生は試合に出ないから休み…だから弱いねん!! )
「お疲れ様~!」とみんなに声をかけると、「ハハッ」と照れ臭そうに笑ったり、頭を下げる子どもたち。
みんな真面目~!可愛い中3生~
最後に3年間クラブを共に頑張った仲間たちと記念撮影
みんなには本当にありがとうの気持ちでいっぱいです
クラブ引退間近になって、「集まって遊ぼうか」とか「お祭り行こうか、勉強しようか」という話がでてきたみたいで、長男も何だか嬉しそうです
(うちの長男もですが、おとなしめな友だちが多くて、3年間遊ぶことがほぼなかったのです)
クラブの帰りには「今日は誰々の家~」と寄り道してるっぽいです。(めちゃくちゃ暑いのに家の前でしばらくしゃべって解散)
今まで毎日練習してきた仲間だもん。
こうして集まるのも最後…と思うと、何だか寂しくなる気持ちも分かりますね
さぁ、クラブも引退!
これからいよいよ受験生という自覚を持って勉強してくれるのでしょうか…。
頑張らないとはいけないとは思ってはいるようですが、果たして…
とりあえず、学校の宿題!!…。
多分今のペースでは全然間に合わないと思います。
それなのに、今度クラブ仲間とプールに行くらしく…。
宿題よりプールのことで頭いっぱい
困ったもんだ~