木の芽時。
精神状態として、
良いことではありませんが、
これから、どのように生きようか。
こんな思考がグルグル。
現実として、
妻子がいるわけではないし、
今後も家族を築く可能性はきわめて少ない。
少子高齢化が進んでいるとしても、
マイノリティという感じは、
どうしても拭えない。
具体的なことは何もない。
そんな感情にとらわれている時、
好きだった歌を思い出しました。
『蒼氓(そうぼう)』
限りない命のすきまを
やさしさは流れて行くもの
生き続ける事の意味
誰よりも待ち望んでいたい
やさしさは琥珀となり
ひそやかに輝き出す
(作詞 作曲 山下達郎)
琥珀(こはく)って一般的には宝石だけど、
松やにの化石でもあります。
なんともだらーんとした
頼りがいのない松やにでも、
長い時間を経て、
輝き出すイメージを持ちたいです。
それさえあれば、
世間に誇るような名誉とか、
実績なんか、いらないですね。