全国鳥類繁殖分布調査~日本の鳥の今を描こう~
http://www.bird-atlas.jp/index.html
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公式ホームページ
今年度から5年間に渡って、現地調査が行われています。
僕もボランティアとして登録しています。
今年4月に行われた調査の説明会と実技研修に参加しました。
野鳥調査の最前線の方々に
今現在、野鳥について
わかっていること、わかっていないことを
教えていただいた、
有意義な時間でした。
しかし、今年は繁殖状況を確認しやすい
4・5月は、ほとんど野鳥を観察しませんでした。
実にもったいない。
8月になると、繁殖期はほぼ終了。
来年以降がんばる。
とりあえず、今年6月以降におこなった
玉川上水の野鳥カウントの記録を中心に
事務局あてへWebフォームから、ちまちま送信します。
このブログで記事にすることは気楽です。
書きたくなければ、書かなくてもいいから。
しかし、ちゃんとした調査記録を送信することは、
正直、気が重い&面倒くさい。
だから、この場でやると、明言しておきます。
~日本の鳥の今を描こう~
「今」できることをやる。
それが大事。
アオゲラ
玉川上水の分水路のカルガモ。
成鳥の胸が黒っぽいけど、
マガモかアヒルとの交雑?
ヒヨドリの巣ごもりを確認できました。
ヒヨドリに気づかれないように
尾の方からサクッと撮影
(多分、気づかれてないと思います)。
2016年度現在の繁殖状況は、下表のとおり。
表には、夜間上空通過したバン(声を聞いた)なども含めました。
具体的な反省点、課題は次のとおり。
・オナガが繁殖ランクCで、托卵相手と思われるカッコウが繁殖ランクB
という矛盾が生じた。
・カラス類の繁殖を確認できなかった。
ハシボソガラス・ハシブトガラスとも繁殖ランクAのはず。
・キツツキ類では、アオゲラよりもコゲラの方が多いけど、
コゲラの繁殖を確認できなかった
4・5月に観察をこまめにすれば良かったと反省。
いずれも4・5月に集中的に調査すれば、
カッコウ以外は、繁殖ランクAに確定できたと思います。