この植物園は、本来月曜日は休園ですが、
この日は祝日だったため、開園していました。
晴れ間が覗く、曇り空のもと、
雑木林を中心に
少なくとも25匹のニイニイゼミが鳴いていました。
1匹、2匹ならば、涼し気に聞こえますが、
これだけの数で鳴かれると、正直うるさく感じられます。
出現した鳥の種類数、個体数ともに少なかったですが、
ニイニイゼミの声によって、聞き逃した鳥の声があったと思います。
今後は、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシという
さらに大きな声が多数、覆いかぶさるはずなので、
もっと、鳥の声を聞くことが難しくなるでしょう。
でも、嬉しい出会いがありました。
タカの一種、ツミの幼鳥です。
今年、巣立った個体でしょうか、人を怖がらない。
また、園外からも、
「キー、キーキキキ」
という馬のいななきを甲高くしたような
ツミの成鳥の声を聞きました。
園内の池では、
トンボが面白かったです。
(詳しくないですが)
常連のシオカラトンボ、オオシオカラトンボ、コシアキトンボのほかに
アオモンイトトンボと思われる産卵中のイトトンボや
真っ赤なショウジョウトンボを見ることができました。
このトンボの写真が掲載された
他の人のブログなどを見ながら、
「自分も見たいなぁ。
でも近所じゃ見れそうもないから、
ちょっと遠出しようかなぁ」
と思っていた矢先だったので、驚きました。
実は、ショウジョウトンボと同様、
真っ赤なトンボであるハッチョウトンボと勘違いしていました。
ハッチョウトンボは、日本一小さなトンボで、
生息地が限られているといわれています。
この日、見ることができたショウジョウトンボは、
シオカラトンボなどと同じくらいの大きさだったため、
「??????」となり、
改めて調べたところ、
勘違いだと気づきました。
なんか得した気がしました。
野鳥カウント
方法 ラインセンサス
(時速2km 前方半径25m)
滞在時間 9時00分~10時12分
天候 曇り