今年6月にキツツキの一種であるアオゲラの営巣を撮影しました。

 

成鳥が飛来し、巣穴から顔を出したヒナに口移しで、

 

何かを与えていました。

 

多分、給餌でしょう。

 

 

 

撮影に入る前、遠くから観察したとき、

 

巣に飛来した成鳥は

 

ヒナに何かを与えたあと、すぐに飛び去りました。

 

 

 

その後の撮影時は、様子が違いました。

 

成鳥は近くの木に飛び移り、鳴き続けていました。

 

ある程度、近づいて撮影している僕を警戒し、

 

子育ての邪魔をしていると判断、

 

撮影を打ち切り、その場を離れました。

 

この記事をアップしている時点では、すでにヒナは巣立っています。

 

というわけで、

 

営巣記録として、写真をアップしました。

 

単なるエゴとか自己顕示欲で、

 

写真を見せつけている

 

と思ってもらってかまいません。

 

 

そんなことより、大事なことがあります。

 

東京近郊平野部では、

 

このアオゲラ(ハトとスズメの中間くらいの大きさ)のほかに、

 

スズメくらいの大きさのコゲラというキツツキを通年観察することができます。

 

しかし、それは1980年代以降です。

 

それ以前は、ほとんど生息確認ができなかったそうです。

 

 

 

この本を一部引用させてもらいます。

 

「どんな野鳥でも都市鳥になれるわけではない。特に森林に生きるキツツキ類は都会に進出するのは難しいはずだ。ところが、コゲラ(日本で最も小型のキツツキ類)が都会で繁殖するようになったのである。これまでの野鳥の世界での常識がひっくり返ってしまったのである。」

(34ページ引用)

 

 

言い換えれば、キツツキ類が繁殖できるくらい森林が発達したわけなんですね。

 

野鳥を観察する者にとっては、

 

嬉しいことなんですけど、悩みはあります。

 

ここ玉川上水沿いは、樹高20mくらいの樹林です。

 

立ち枯れの木もあります。

 

2011年9月21日に台風15号が通過しました。

 

激しい風雨でした。

 

その2日後の写真です。

 

 

人身、物損事故が起こってもおかしくない。

 

このような現状を

 

どのように解決していけば、いいのだろうか。

 

自分では、よい解決策は見つかりません。

 

 

一人悶々と考えても、仕方ないので、

 

参考になりそうな本を読んでます。

 

 

 

 

 

 

 

 

後者は、一見関係ないように思うかもしれません。

 

しかし、前者もそうですが、行政(やその長)のふるまい、

 

あるいは行政(やその長)とのやりとりが、

 

結果を左右することがわかります。

 

 

あとは、人間関係かな(これが一番しんどい)

 

 

 



にほんブログ村