「JET JET JET」より
1月13日、ぼくは福岡にいた。
ド本気講座「写真集発売記念トークショー」のためだ。
羽田・福岡往復は、エアバスの最新鋭機A350-900。
機内は満席で、若い女性の姿が多い。
到着後、まずは展望デッキに直行して1時間ほど飛行機を撮影。
その後、地下の市営地下鉄乗り場へ向かおうとしたが、
エスカレーターには若い女性の列が延々と続いている。
この若い女性たちは何なんだ?
とりあえず、エレベータに切り替えて地下鉄へ。
トークショー会場は、博多区綱場町。
最初にサイン会で、参加者の方が持参された写真集や
カレンダーなどに次々とサインをする。
JET JET JETカレンダー 2024
9階にある会場からは、
福岡空港のRWY34から離陸した飛行機が見えるので、
そのたびに皆さん窓際に寄って盛んにシャッターを切る。
14時からトークショーがスタート。
まずは「JET JET JET」の作品をスクリーンに大きく映写して、
聞き手の写真家・深澤明くんの質問に答える形で、
写真の説明をしながら話を進める。
オリジナル写真集は50年前に発売されているので、
その写真集がどんな経緯で作られたのか、詳細に説明。
続いて、
今年5月に東京・半蔵門のJCIIフォトギャラリーで開催する
写真展「NOSTALJIC WINGS 1970-1995」に出展する作品の
いくつかを映写して説明。
モノクロームについて、フィルムとデジタルについて、
ヒコーキ写真について、ぼくの考えを披露したのち、
参加者の皆さんから質疑応答の時間。
今回のトークショーでは特別に作られた、JETJETJETのフライトタグ(写真)が販売された
その後は、18時から、懇親会を兼ねた夕食。
場所は中州にある季節料理店で、
福岡ならではの伝統料理と焼酎と日本酒を堪能。
皆さんと大いに盛り上がる。
翌14日は、帰りの飛行機に乗る前の2~3時間展望デッキで撮影。
結局、参加者のほとんどの方も集まってきて、
講座が2日間続いたような格好となった。
さて、搭乗のため保安検査場に並ぼうとしたところ、
これまた異常なほどの若い女性の長蛇の列。
空港といい、地下鉄の車内といい、
博多駅などどこへ行っても若い女性だらけで、その熱気が凄い。
1月13日は、若いタレント2組の公演が福岡PayPayドームと
マリンメッセ福岡で行なわれたほかに、
14日には、佐賀で羽生結弦選手のアイスショーが開催されるので、
日本各地だけでなく韓国、台湾、中国から大挙して
若い女性が押しかけて来ているのだった。
こうして、熱気あふれる福岡での
ド本気講座「写真集発売記念トークショー」は無事に終わった。