フォッカーF-27フレンドシップ | 青木勝のヒコーキ日和

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飛行機を見れば心が癒される

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ぼくの好きな名機、
第2回目は、フォッカーF-27フレンドシップ。

前回紹介したダグラスDC‐3の代替えを狙って開発された、
ローカル線用の双発ターボプロップ機。

高翼で視界がいいので、遊覧飛行機といわれたほどである。

フレンドシップは安全性が高く、
アメリカの機能最優先の飛行機と違って、
どこか優雅なヨーロッパの香りがあり、
多くの人に親しまれた、世界のベストセラー機である。

日本では全日空が1961年から1973年の間に25機保有し、
ローカル線で活躍していたので搭乗したことのある人も多いものと思う。

ぼくは、全日空のF-27には数えるくらいしか乗っていないが、
窓が縦長の楕円形で大きく下の景色がよく見えるのでワクワクしたものだ。

一番印象に強く残っているのは、
1973年3月、羽田-八丈島-名古屋線のラストフライトの撮影で搭乗したこと。

ラストフライトということで、
飛行機の権威木村秀政先生はじめ、漫画家のおおばひろし氏、岡部冬彦氏、
サトウサンペイ氏、作曲家でエッセイストの團伊玖磨氏など、
そうそうたる著名人がゲストとして搭乗していた。

若輩者のぼくは興奮し、撮影でそそうのないようにと、かなり緊張したものだ。

世界を股に活躍されていた著名人のみなさんは、
さすがに飛行機が好きで話題が豊富。
フレンドシップに伴う想い出話に盛り上がっておられた。

フライトの最後には、
フレンドシップの機体に思い思いのイラストや感謝の言葉などを書き込み、
フレンドシップもここまで労をねぎらわれてさぞかし喜んでいるのではないかと
写真を撮りながらぼくもうれしかった。

初飛行/1955年月24日
乗員/乗客2/56名

写真は、上から、
①アンセット航空(シドニー空港、1987年)
②ピルグリム航空(ジョン・F・ケネディー空港、1982年)
③NLMシティーホッパー(アムステルダム・スキポール空港、1986年)
④ブリット・エール(ロンドン・ヒースロー空港、1982年)
⑤ブリティッシュ・ミッドランド航空(ロンドン・ヒースロー空港、1982年)
⑥全日空(羽田空港、1973年)