これで最後にしようと、会って話をしないかと誘ってみたが、用事がと断られた。

その瞬間、いや、実際にはその連絡をとった時なのだが、断られたら、それで終わりにしようと、決めていた気がする。

断られた瞬間、あれほどまでに切実だった感情が、綺麗に忘れ去られていったような、そんな気がした。

そして、部屋の模様替えをした。

模様替えをしながら、気がついたことがあった。

それまでは、元カノと住むために借りたと思っていた部屋だったが、そうではなく、自分の憧れの部屋を作るために、少し高い家賃のところに決めたんだってことに。

それに気づいた時、異様にテンションが上がっている自分がいた。

あぁ、もう大丈夫だ。
もう、元カノと連絡を取ることはないだろう。