春になると、毎年憂鬱でした。



例えるならば、蛇口のように止まらない鼻水に、何度も鼻をかむから鼻の周りがヒリヒリ赤くなるし、何度鼻をかめば終わるんだろう?というくらい、鼻水が止まらなくて。




季節の中では、

超寒がりで冬が苦手だけど、

寒く切なくなっていく秋の感じも苦手だけど、

ぽかぽか陽気で厚着を脱いで穏やかな季節の春が、花粉症のせいで一番嫌いになれるなってくらい、春が来ると憂鬱でした。



そんな私が、シダキュアの治療を始めたのは2020年の秋頃でした。




子供がアトピー気質で小児科へ月一受診していた為、子供のためだけに毎月受診するのも億劫で(面倒くさがりな性格なので…)他に用事を作ろうと思ったのが、最初のキッカケでした。




しかもその小児科、親子受診ができて、(小児科は本来、赤ちゃん〜中学生までしか受診できない)親はシダキュア治療が出来るという。




親単体だと子供を連れながらの受診は気が引けますが、親子同時に診てもらえる事と、子供を連れて診察室に入れる事が、一石二鳥じゃん!と思い、早々に治療を始めることにしました。




実際、自分の受診も含めてだと小児科も行かなきゃ!と思えるし、親子で月一受診なら億劫でも行くのは仕方ないって割り切れたので、その点は本当に良かったです。

(その小児科ではまず行くと、体温計を各々測らなきゃ行けなくて、それが一番面倒でした。小児科に入った時点で泣きそうな子供の体温を測る大変さよ…。)




あとその時はまだ気付いていなかったのですが、当時35才で治療を始めて、多分しばらくは子供の塗り薬を貰い続けるだろう(年長までは通っていそう)と踏んでからの開始ですが、シダキュアは4〜5年は飲む計算なので、 40才までにこの辛い花粉症から解放されるなら、30代は最後に頑張る年だなと。



実際は子供が3歳手前で引っ越しをしたので、小児科での治療は2年ほどで、その後は耳鼻科でシダキュア治療をしている所への紹介となりました。




(そして、小児科の先生が何度となくイケメン先生です、と仰っていた通り、HPの写真より実際に見た方がイケメンで、爽やか&少し天パ&長身の超カッコイイ先生に診られるこちらが恥ずかしい…笑)




でも、私は相変わらず面倒くさがり屋なので、貰えるなら長く薬をもらいたいし、どんなに先生がカッコ良くても、場所が駅の反対方面で少し遠いので、2ヶ月に一度の受診でも充分というか。




シダキュアも今では5才から治療が開始できるので、目が痒いと擦りがちな我が子も、来年には5才になるので、始めさせたいなと思うけど、(花粉症治療の開始時期は決まっていて、どんなに早くても花粉の飛散が終わってからですが)口や耳も、器具を入れられる事を極端に嫌がる子なので、(なので歯科と、耳鼻科の耳掃除も中々行かせてもらえません)月一受診の際に、鼻水チェックや舌の裏を診られるので、実際は治療を始められるのかなぁといった所です。




それにもし通うとなったら連れて行くのは私だけだし、1〜2ヶ月に一度の受診と毎日の服薬も欠かせないので、計算上自分が服薬終えた後に治療を始めたら、そこからまた5年通院と考えると長いなぁと。実際は子供自らの意思で始めるのが一番ですが、(前の先生曰く、大人は自らの意思でないと続かないそうです)親としては後々苦労するなら小さい内に治せるなら治してあげたいなと思いつつ。でも対症療法で薬を飲む位なら、絶対にシダキュア治療の方がいい。

実際、シダキュアも対症療法の薬(ザイザル)を飲みながらの服薬だし。




もちろん体質により、合う合わないはあるのですが、初期の頃は我慢をして服薬を続けました。

私の場合は舌にピリピリとした違和感があったのかな、もうあんまり覚えていないですが。

でも、スギ花粉を体内に取り込んで免疫を作っているので、当然っちゃ当然なのかもしれない。




諦めたら終わりな気がしたのと、やめたらやめたでまた辛い花粉症に悩まされる位なら、よっぽどのことがない限り、飲み続けようと。

だから最初の3ヶ月〜半年が我慢時な気がします。そこを過ぎれば、毎日服薬の生活にも慣れ、あとは年々症状が和らいでくるので、モチベーションにも繋がります。




シダキュア治療を始めてから、ゆっくりだけど年々症状が楽になり、鼻をビービーかんでいたのが、くしゃみ程度で済んだり、差すと染みる点眼薬が不要になったり、イマイチ好きになれなかった点鼻薬も使わずに済んだり、朝晩鼻うがいをしてもまだ洗いたくなる程に鼻がスッキリしなかったのに、今では夜のみなのに、お風呂場でやり忘れる事が多くなる程に、しなくても平気になってきて。




本当にシダキュア治療を始めて良かったなぁと実感しています。\(*^◯^*)/




昨年秋の受診で3年経った頃に、先生に後どのぐらいですか?と聞いたら、あと2年位かなと言われたので、私の場合は5年スパンのようです。




それと、症状はどうですか?と聞かれて、年々楽になっていってます、と言うと先生も朗らかな表情をされるので、患者が治っていくのはやっぱり嬉しいものなのかな、と思います。




最近だと、私より軽症だった夫が、私より鼻をかんだり、くしゃみをしているのを見ると、心の中でガッツポーズをします。

実際、先生にもそう言ったら、笑っていました。笑




まだまだ長い道のりのシダキュア治療、あと1年半は掛かりますが、その頃には矯正後のリテーナー(保定装置)も1日ではなく、夜間だけとかになっているはずなので、ダブルの楽しみで歳を重ねようと思います。




最後までお読みくださり、ありがとうございます(*´∇`*)♡shiro

シダキュアは春のスギ花粉の治療ですが、(先生曰く花粉は一年中飛んでるとか…)最近は秋の花粉(恐らくブタクサ)の方が辛いので、こっちも治療薬が出ないかなぁと期待しています。

私は治療で治せる薬なら、喜んで全信用で飲むタイプです。笑