誰かを好きになったら、手をつないでデートしたい、いつかは一緒に旅行にも......なんてことを考えるのは当然。そのときを想像して、一人でニヤニヤしてしまうこともあるだろう。
ただこれを実現させるには、相手にも自分を好きになってもらわなくてはいけない。好きになった相手を自分に振り向かせるプロセスは、恋愛の一番楽しい部分と言う人もいるが、一般的にはドキドキ、ハラハラを繰り返し、ときには自分を見失ってしまう期間ではないだろうか。
好きになった相手を自分に振り向かせるコツを、恋愛エッセイストであり、数々の出会いの場を提供している潮凪洋介氏に伺った。
会う機会が増えればそれだけ意識する
「『単純接触の原理』です。会う回数が多ければ多いほど、気になる存在になれる確率は高まりますね」最初は、二人っきりよりも、グループで何度か出かけるほうがいいと言う。特にアウトドアがオススメ。開放的なこともあり、自然と親しくなれることが多いらしい。
「視線が合うことが多くなったと感じたら、次のステップ、軽めのランチやお茶に誘ってみましょう」。このとき、軽く誘うことがポイント。そして、断られても気にしない。「了解! また声かけるね」と、本当はがっくりきてても、そんなことは微塵も感じさせない余裕を見せておけば、また次も誘いやすい。
相手の寝る前の30分を自分との時間に
もし、電話やメールで個人的な話ができる関係になっているのなら、恋人関係までに発展する可能性は低くない。潮凪氏はさらに関係を深めるには、"深夜の電話"が効果的と言う。たとえば、そろそろベッドに入ろうかと思いながら静かな夜を何をするでもなく過ごしているときに電話が。たわいもない話をしながら楽しい時間を過ごし、30分後「おやすみ! またね」と、電話を切ったとする。おそらく、楽しかった時間の余韻を残したまま睡眠に入るだろう。こんな夜が重なると自然と相手を意識してしまう。
「睡眠に入る前は素の自分になる、絶対的な時間なんです。そのときに電話で話し、笑い合うことで"つながっている感"を感じれば、自然と相手を意識するようになります」(潮凪氏)
ただ、この場合気をつけなくてはいけないのは、相手が好む距離感。毎日電話があると、ウンザリしてしまう人もいれば、寝る直前は話したくない人もいる。相手が誰かと話したいと思っている瞬間に電話できれば最高なのだ。この辺りを上手に見極められるかが、恋人関係になれるかを大きく左右するだろう。
勝負をかけるにも見極めが大切
相手も自分を少なからず意識していると感じたら、気持ちを伝えてみてもいいだろう。このとき見極めなくてはいけないポイントは、相手にとって自分は異性の親友になっていないかということ。もし、その気配が感じられたなら、少し大人の駆け引きを交え、うまく恋愛の方向にベクトルを向ける必要が。もしくは玉砕覚悟で気持ちを伝え、一気に恋愛に気持ちを方向転換される方法もある。どちらにしても、相手の反応と二人の関係の度合を見極めた上で、自分らしさを損なわない行動にでる必要があるのだ。
どんなに完璧な作戦を練り、手順を踏んだとしても失敗することもあるし、意外なきっかけからスタートすることもあるのが恋愛。好きな人に会いたい、声を聞きたい、一緒に食事をしたい、そんなあなたの想いを、決して先走らずじっくりと相手の様子を見極めながら伝えることが恋の必勝法なのかもしれない。