とある女子中学生の小説生活

とある女子中学生の小説生活

小説書きます!できれば色々な賞をとりたいので
日々、ワープロでガンガン書いてます!w
入賞したことはありません(´・ω・)

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エレベーターから降りても、何かあったわけでもなく何の音もしなかった。ただ、悪戯であろう馬鹿馬鹿しいメールに惑わされ、こんな所にわざわざきた自分に苛立ちが募る。私は何を期待してここに来たんだろう?もしかしたら本当に、何かあるのかもしれないと思っていた自分がいたのかもしれない。そんな勘違いをした私にも苛立った。




ふと、何かが風に飛ばされてさらさらと音を立てた。音がした左を見ると、はがれたペンキが印象的なくされた木でできたベンチがあった。その上で、紙が小石で押さえられている。10円玉くらいの小石だ。思わず、足を踏み出す。徐々に紙との距離が縮まる。



紙がはっきり見える位置にきた。2つ折りになっていて、よく見ると薄く淡いピンク色をしている。そんなところでさえ、私の好奇心を誘惑した。10円玉サイズの小石をのけ、紙を手に取る。紙は手に取ってみて分かったが、手のひらより少し小さいくらいだった。



突然、突風が吹いた。私の肩まである髪が激しくなびく。



まるで、風が開くなとでも言っているようだった。手に取った紙がかさかさと音を立てる。



構わず、ゆっくりと紙を開く。さらに風は強くなる。私の心とは裏腹に、開ききった時、急にぴたりと風がやむ。私は、考える前に紙を握りしめ、エレベーターに乗って、自宅へと急いでいた。