もしギターの修理ブログを書かなければ 以前は「SNS」が無い時代。 30年以上ネックが折れたままだったし、世間の目に触れることは無かっただろう。

 

 このブログで初めは日本酒や食べ物を書いたりしたが

似たような内容ばかりになるうえ、社会の役に立ってる気がしなくて すっかりやらなくなった。

たびたび放置していたので3か月で消えるアメブロのメッセージは消えて見れなかったかもしれない。

でも 渡邊さんからのメッセはたまたま気づいたのだ。

 

 「こんにちは。 渡邊と申します。 貴殿の書かれた アリアプロⅡのPE ニールショーンモデルは私が出がけたモデルです。

証拠にニールとの写真をお送りします。修理して今もキレイに使っていただいていることに感謝します」

と書いてあった。

 

 かなり驚いて「ありがとうございます。○○・・・・・」みたいな常識的な会話をして でも それ以上 お互い共通の話題があるわけではないので そのまま終わった。

 

 そこから 数年して 今度は自分がYoutube にPEのニールショーンモデルで弾いてる動画をアっプロードした。

すると今度はこちらに「そのPEを作った渡邊です」と連絡をもらった。自分をブログと同一人物とわからずに連絡してきたようだった。(あとでわかるが 途中 体調を崩して倒れたことがあったらしい。)

 

 当時自分が16歳の時に購入して56歳だから 「この渡邊さんが30歳だったとして70歳くらいかな?」となんとなく想像した。

その時は 「過去の大きな思い出のひとつにニールショーンモデルがあり、そのモデルがどこかのSNSに掲載されてないか検索していたのかな?」と想像したが わざわざ検索していたとなると (まさか?体調わるいこと無いよね?)って会ったこともないのに心配になった。

 

 この渡邊さんのエピソードがとても興味深い内容だったので 「タレントやアーティストは陽の目を見るがこういう人たちは陽の目を見ないな。同等に素晴らしいのに誰にも知られる機会が無い。。。」と残念に思った。

 

 だから 自分はこの渡邊さんの「職人魂と生き様」を書きたい。。。と思い、「渡邊さんの人生をブログで世に残したいんです。だからもっとエピソードを詳しく教えてもらえませんか?」とお願いした。

 

 渡邊さんは気持ちよく承諾してくださった。(次回そのメッセの一部も掲載します)

実は 渡邊さんのことは 数年前に他の人のブログで少しだけ読んだことがあった。それも偶然だけど。

 

ギターの歴史ですごく勉強になった「マツモク」に関するブログがあって そのブログの後半にすこし渡邊さんのコメントが登場していたのだ。

 

http://garakutaguitar.com/matsumotoguitars-matsumoku.html