噛み合わないのは
なぜだろう
いくらか
歩み寄れたはずなのに
心を開き
手の内を見せて
話し合ったはずなのに
瞳の奥に光が差し込んできて
お互いの心の底を覗き込んで・・・
一瞬
光が交差したように見えた
けれど、次の瞬間に
光は幾筋にも分かれて
遠くへと
走り去っていくように思えた
噛み合わない心が
途方に暮れて佇んでいる
心を開いても
光の色は溶け合わないもの?
まるで
噛み合わない ”歯車” のように
気も滅入ってしまいますが
そこはそれ
ジタバタしてもしょうがないので
ドーンとかまえて
好転を待ち続けますから~