この週末
思いがけず見つけた1本
「アズールとアスマール」
2006年/フランス/99分/配給:三鷹の森ジブリ美術館
2007年より日本各地にて公開
アニメーションですが、久々に面白かった

笑える箇所は無いけれど、お伽噺にあるようなお約束的流れと深さ
子どもから大人まで楽しめる作品に大満足のクランベリー
絵のタッチは好みが分かれるところだけれど
影絵的で繊細なタッチ、何より色のキレイさは言うまでもなく

ファンタジーでありながら
実は、ヨーロッパのお国事情をとてもしっかり含んだこの作品
イスラムというものに、恥ずかしながらほとんど無関心だったので
どのような背景があるのかも知らなかったおかげで
ゼロ地点に立って楽しむことができました

ストーリーは至ってシンプル

登場人物もわかりやすい、市場の様子や雑踏、
いかにもスパイスの匂いがしてきそうな描写も面白い
この辺りはイマジネーションを駆使してね

配給がジブリということと、
同じミッシェル・オスロ監督作品である「キリクと魔女」が面白かったこと
この2点とパッケージの絵の色の美しさに惹かれて触手を伸ばしてしまった(笑)
ミッシェル・オスロ監督作品は大好き
ダイナミックに社会問題を織り込むし、それを重くも軽くもなく料理するところ
また、音楽もメッセージと融合させたり・・・
なにより、土っぽさのある作品、大地を感じるというか
そもそも、妖精が出てくるあたりからして人間界を越えてるので
自由な感覚で楽しめるところ、もっと深く、多くを感じ取ることのできるところ
そんなところが今回のオススメの私的見解

アニメーション推進派でもなんでもないけど
実写では、できないことができるのがアニメーションのいいところだと素人ながらによく思います。
当然、目に見えない世界を表現するにはもってこいだし
色彩の世界や空想の世界・・・
3次元の世界(現実)と違った世界観を素直に楽しむことも面白いし

( ↑ 3Dとは分けて)
退化しつつあるイマジネーションやインスピレーションが
単純に共鳴しやすいのがアニメーションの世界なのかもしれませんね
( ↑あくまでも私的主観だけど(笑))
PS.劇中に出てくる鳳凰のような巨大な鳥
どこかで見覚えありませんか(* ̄Oノ ̄*)
そうそう!あの「アバター」の~ってよく観ると違うけど(-。-;)
『イクラン』ナヴィ名(人間側では『バンシー』)
何となくインスピレーションでサイムールと繋がりました。
どうだろ、どちらかというと「トルク」!?(笑)
想像上の鳥(サイムール)
サイムールに関しては、ペルシャの話に出てくる伝説の鳥だそうで
人間を運ぶこともできれば、また食べてしまうこともできる巨大な鳥の話は
古くからいろいろな話に出てくるそうです(HP内オスロ監督談)