渋谷で働く社長の告白を読んでみました。
著者はサイバーエージェント社の社長である藤田晋さんです。
このアメブロの最高責任者ってことですね。
2006年に出版し、ページ数は300くらいです。
内容はノンフィクションの社長の伝記です。
高校時代からサイバーエージェントの経営にまつわるお話です。
実はこの本、家にずっと眠っていたのですが何故か読む気になりませんでした。
というのも大変失礼ですが
なにかサイバーエージェントという会社や社長が胡散臭いと感じていたからかもしれません。
藤田晋さんはネットバブルの人ということで登場人物にUSENの宇野さん、ソフトバンク孫さん、楽天の三木谷さん、ライブドアの堀江さんなどが出てきます。
本を通して前半で思ったのはやたらと人を裏切るなーというイメージ。
例えば上司や同僚とかです。
そしてたくさんの人がやめて行きます。
また、他の経営者に比べ思いつきで発言することが多い気がします。
それは本で包み隠さず書いているから もしくは 若かったからかもしれませんが。
藤田さんは非常に文才があると思います。
読みやすいしテンポが良いのであっという間に読めてしまいます。
起業する時の葛藤
上場するときの苦難
ネットバブル期の勢いとそれが弾けた後の状況
買収されるという危機感
これらがとてもリアルに感じることができました。
最後にサイバーエージェントという会社は色々な会社に助けられて生き残ってきました。
ライブドア、ソフトバンク、楽天などです。
社長の目標は21世紀を代表する会社をつくることだそうですが、
まだ達成してないと私の目には映るので頑張って欲しいですね。
まだまだ社長は若いので!
この本の評価は5点中4.5です。
ではまた~!
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