我が家はみそ味です

今日のお仕事はビーズ教室。

ご近所さん、お二人をお迎えです。

彼は朝刊勤務。

具だくさん味噌汁を作り始めようとしたところで……

玄関から音がしたような気がする？

手を止めて振り向いたけど……

『気のせいか』

向きなおろうとしたところで、視界の端で影が揺らいだ気がした。

もしかして？と玄関が見えるところまで行ってみると……

「おかえり～お疲れ様～」

「ただいまー（笑）」

「こっそり入ってきた？」

「うん」

「お風呂沸いてるよ」

着替えを出そうというところで、彼が言う。

「今日は猫ちゃんじゃない」

この猫ちゃんは「ねこねこ食パン」のこと。

昨夜、解凍したから、今日の朝は猫ちゃんだねって話してた。

「パンじゃないんだ。やっぱりお米？」

「いや、米でもない」

ん？それじゃ、朝からパスタとか？と思っていると……

「胃薬が良い」

聞くと、昨夜は食べすぎたらしい。

胃がむかむか、もやもやしているのだとか。

昨日のお昼が軽めだったから、晩ご飯までもたなかったのかな。

「月がキレイでさ」

彼が好きな月見バーガーも、そろそろ終わりの時期になってきてクーポン券の期限も切れる。

バーガーでお腹いっぱいになったところで……さらに晩ご飯。（苦笑）

それは胃も悲鳴を上げるというもの。

「どうしよう。お味噌汁の具を控えめにする？」

「えー」←全身から”それは嫌だ”ってのが伝わってくる

「それじゃ、お味噌汁は普通にして、おかゆ食べる？」

「あー」

「うちのおかゆはみそ味だよ」

「みそ？そんなのは食べたことがない」

ということで、みそ味溶き卵入りのおかゆ（正確にはおじや）を作りましたよ。

これを作ったのって、ものすごく久しぶり。

『久しぶり過ぎて、作り方忘れちゃったよ（笑）』

なんて思いながら……

まあ、忘れるも何も、簡単すぎて忘れようもないけど。（笑）

このみそ味のおかゆは、私が子供のころによく作ってもらったもの。

私、大人になってからは病気知らずというくらい健康なんだけど、子供のころ（15,6歳くらいまで）は毎年のように気管支炎で高熱を出してた。

幼稚園の年長さんのときには肺炎になって、死にかけるところまでいったことがあるくらい。

小さい頃からみそ味だったから、これが普通だと思ってた。

ところが、大人になって自分で買い物をするようになって、レトルトのおかゆを目にするようになって気が付いた。

「みそ味がない？」

その時に初めて一般的には塩味で、みそ味のおかゆは無いってことを知ったわけです。

母に「どうしてうちはみそ味なのか」訊いたことがある。

なんでも、少しでも栄養があるようにと、みそ味にして溶き卵を入れたのだとか。

基本的にご飯がグチャッとなってるのは好きじゃない。

（だからリゾットは嫌い）

けれど、体調が悪い時はおかゆを食べたくなる。

ただ、具合が悪いのに台所には立てないから、レトルトのおかゆを用意してた時期もありました。

が、やっぱり「これじゃない」ってなるんですよね。

自分で作るみそ味のおかゆ（おじや）じゃないと。

彼がひと口……パクリ。

「……どう？」

「うん……有りだな」

彼にとっては初めての味。

私にとっては懐かしい味。←ひと口味見してる

今日のお仕事（ビーズ教室）

午前中の教室。

お二人とも同じものを作り始めます。

クリスマス柄のビーズステッチ。

「今から始めないとクリスマスに間に合わない！」と。

出だしで苦戦しました。

お二人とも、何度もしたことのあるステッチなのに、なぜか上手くいかない。

あっちを直して、こっちを直して、とやっているうちに糸割れしてきて、さらにやりにくくなる、という悪循環。

「9段目で分からない部分があるから、そこまでやったら別のを始める」

という予定だったのに、到達できませんでした。

（クリスマスまで、というか12月に入るくらいまでに完成すると良いけれど）

午後からは自分作業。

「見本に作って」と言われていたチャームを作ります。

（ピアスに仕上げるつもりだけど）

で、ふっと思い出した。

『予約の電話、入れなくちゃ！』

定期点検の予約

なんの予約かというと、ガス給湯器の定期点検。（年1回）

8月の末か9月の頭くらいにお知らせのハガキが届くから、10月のシフトが出てから予約をするというのがいつものパターン。

第一希望は生徒さんのいない教室の日（午前中）。

そこがダメなら月火水の午後。

細かい時間指定はできないけれど、「15時過ぎ」くらいの大雑把な要望は出せる。

去年と一昨年はどうだったんだっけ。

忘れちゃったな。

でも、彼がうちで寝る時間と重ならないようにしたはず。

今年は来週の木曜日（午前中）に予約が取れました。

生徒さんの予約が入っていなかった16日か21日のどっちか空いている方に、と聞いてみたら、16日で大丈夫ということで。

今回は台所の蛇口の交換もお願いすることにしました。

あれは母が居た時だから3年前。

「今すぐに、というわけではないけれど、近いうちに交換を考えたほうが良いですよ」

と、給湯器の点検のときに指摘されてました。

パッキンが緩んでポタポタしてるなら急務だけど、ポタポタしてるわけでもないから……と延ばし延ばしにしてたんですが、今年の春くらいだったかな。

あれは何て言うの？

左右に首を振れる水の出口。（笑）

首が振れなくなりました。

徐々に振りにくくなってきたな、とは思ってて、振りにくいものだから、同じ場所で使い続けていたってのもいけなかったのかもしれない。

それ以外に不具合はないし、首を振らなくても困ることはないのだけど、それでもやっぱりそろそろ限界なのかな、と。

完全に壊れてしまってからだと、いろいろと大変だから。

給湯器の定期点検のときに、一緒に見積もりをしてもらえれば……と頼んでみたら、「担当者は違うのだけど、同じ日でも大丈夫」という返事を頂けました。

そうそう。

うちは東京ガスで電気もまとめているから、ガス以外の水回りのことでも東京ガスに頼めます。

前にも洗濯機置き場の蛇口のパッキン交換をしてもらってる。（ここはポタポタしてた）

水回りどころか、玄関ドアの不具合を直してもらったことも。（どちらも無償で）

ムーンオラクル

明日は

自分も幸せ

みんなも幸せ

と、感じられるような行動を心がけると◎

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彼（初めての味）、私（懐かしい味）