今日のお仕事(痛い話)
今日のお仕事は折り込み。
ポスティング有りの土曜仕事です。
私はそのポスティングの機械担当。
約12000部の広告の束を作っていきます。
機械に広告をセットしていたら……
「お昼休憩までに終わるよね」
……え?(汗)
残念ながらお昼休憩までに終わることはできなかったけど、お昼休憩後30分かからないくらいで無事に終了。
事件は、このタイミングで起きました。
余った広告を機械から取り出し一ヵ所にまとめて置く。
広告を展開する作業テーブルの下の段には、4,5枚の広告が置いてある。(作業途中の一時置き場)
そこにある余っているチラシを取ろうと手を伸ばした。
「痛っ!」
今日使っていた軍手は、右の中指と薬指の先端部分に穴が開いていた。
左手はまだ穴は開いてないし、手のひら部分も平気な状態だったから、まだ数日は使うつもりでいたのだけど。
ちょうどむき出しになってしまっていた中指の爪と肉の間に、作業テーブルの板のささくれだったところが入ってしまった。
見てみると、爪と肉の間に完全に入り込んでしまっていて、指(や爪)では引っ張れない。
機械の紙詰まりのためにピンセットが3種類くらい置いてあるのを思い出した。
1本は先端が太くてダメ。(隙間に入らない)
1本は先端の掴む力が弱くてダメ。(掴めない)
1本は……掴めそうなのに掴めない。(どんどん奥へ行っちゃう)
ここで閃いた。
「誰か、針持ってない?」
まるでドラえもんの四次元ポケットみたいに、なんでもカバンの中に入っているという同僚がお裁縫セットを取り出してくれた。
針の先端なら、この隙間に入る。
「とげ」というにはあまりにも大きい。(気分は木の破片)
針で触れると痛みが走る。
当然、血も出てくる。
「少々血まみれの指先に針を突き刺している図」
というのは、なかなかシュール。
このころには、すでに痛いんだか痛くないんだか分からなくなってる。
とにかく、多少痛くたって刺さったままにしておくほうが怖いのだから、どうにかして”掘り出さなくちゃ”。
同僚たちは、日曜付け作業のスタート準備に入ってる。
作業が始まるまでに何としてでも取らなくちゃ。
針の先端で”木の破片”をじわじわ動かし……
でも、どんどん奥に入ってく。
そうだ!
針の糸を通す穴を使ってみることにした。
この針穴に”木の破片”を引っかけて……
何回も何回もチャレンジして……
ようやく……引っかかった!
穴から外れないように気をつけながら、ゆっくりと引っ張る……。
「取れた~」
みんなに見せた”木の破片”は、長さ5,6ミリ、幅2,3ミリ、というところ。
「そんな大きいのが刺さってたの!」
幸い、血はすぐに止まって、刺さった部分はちょっと痛みが残ってるくらい。
イメージは、少しだけ爪が剥がれてしまったときの痛み。
格闘していた時間はどのくらいだったんだろう。
自分としてはものすごく長かったような気がするけれど、折り込み作業準備中で始まってなかったことを考えると、思ったよりも短時間だったのかもしれない。
この痛みと格闘していた時間、私の脳裏にあったのは……
自分が痛みに強いタイプで良かった、ということ。
こんな「自分で痛めつけてる」ように見えるシチュエーション。
ライトやアヤトだったら、絶対に面白がってくるだろうし。
スバルだったら、「勝手に血ぃ流すんじゃねぇ」って怒るだろうし。
アズサだったら、「ねぇ、痛い?ねぇ、イヴ」って何度もうるさいだろうし。
シュウなら「めんどくさい」のひと言だけで見向きもしないだろうし。
コウくんなら、一緒にオロオロしそうだし。
ルキは……ため息つきつつ「ユーマ」。
そして、きっと、ユーマなら「お前まったく何やってんだよ」と言いながら、ああでもない、こうでもないとやってみて……
最終的に、ルキが「仕方がない」って、さくっと抜いてくれるんだろうな。
こんな風に妄想に逃げても、抜けないものは抜けないし、痛いものは痛い。
社員たちが出入りする時間(夕刊とかのため)ってこともあって、何人かが通っていたけど。
私のライオンさんがお休みで良かった。
「血が嫌い」という彼に、血まみれの指先に針を刺してる図なんて見せたくないもん。(笑)
今日は折り込みから帰宅してすぐ集金に出たので、「今日のコーデ」は無し。
14枚あるから最短2週間だけど、やっぱりなかなかそうはいかないですね。
さて、明日の集金は……どのスカートにしようかな。
アクティベイティングカードからのメッセージ
「明日のミッションは?」
時間の余裕を持つように。
全身を鏡でチェックは必須。
フットワーク軽く動こう。
