今日は自宅作業日。
新作のセットアップアクセサリーのレシピ書きをしてました。
画像はまだ撮ってないから、お披露目はもう少し先。
けど、作品タイトルは発表しちゃおう。
《夢の扉》
このタイトルを考えるにあたって……
日本語タイトルは難しい~!
英語やフランス語やドイツ語だと、何となくかっこよく見えるのに、日本語にすると野暮ったかったり、ネガティブ寄りになってしまったり。
単語選びがものすごく難しい。
まあ、そんなこんなで10時から16時半過ぎまで、ほぼ座りっぱなし。
まとまった時間立ってたのって、お昼ご飯を作ってる間くらいかな。
(今日のランチは炒飯とキャベツとトマトのサラダ)
こんなにずっと座っていることって、普段は無いんですが。
それの影響なのか、15時くらいから腰が痛くなってきた。
久しぶりに腰痛のターンか……
今更あわてても…と思ったけれど、やらないよりはやったほうが良いだろうということで、腰痛体操をいくつか。
まあ……多少良いかもしれない。
やっぱり、意識的に動き回る時間を持たないとダメですね。
家の中を動く用事がない時はストレッチしたりとか。
昨夜のラインナップは……
①狂愛カタルシス輪廻-特典(蜜華)…皇帝
②雨宿りの揺り籠(Parasite Garden)…久喜大
③忘我桃失郷(Parasite Garden)…彩和矢、久喜大
④イケメンエルフとの異世界性活(妄想屋)…松平雲太
今日紹介するのは②の「雨宿りの揺り籠」です。
久喜大さんのフォルダを開いたところ、全然記憶にないタイトルが目に留まりました。
というのが、②の雨宿りの揺り籠。
こういうタイトルの商業作品は買った記憶がないから、たぶんサークル作品だろうと思いつつ、再生開始。
聞き始めて……聞いた記憶がないから、やはりサークル作品だろうと思い……。
2,3分(くらいだと思う)聞き進めるうちに、「本当にサークル作品かな?」という疑問が出てきた。
というのは、物語の進み方がとっても上手いから。
「タイトルの記憶がないだけで、商業作品かもしれない」
そんなことを思いながら、しばらく聞き続け……
「でも、やっぱり、こういう内容のCDって買った記憶がないな」
我慢できなくて、スマホでDLsiteマイページへログインしましたよ。
ここに出てこなければ、CDだったということだから。
出てきたのは、Parasite Gardenさん。
サークルならこの人かな……?と脳裏に浮かんでたお名前は2人。
そのうちの1人が蓮井小鹿さんでした。(あってた)
この「雨宿りの揺り籠」は去年の4月9日に発売開始されてました。
私が購入したのは4月末。
実に1年以上も寝かせてしまってました。(苦笑)
Parasite Gardenさんは病んでいる系のお話が得意。
要するに、私の好き系なお話がずらりと並んでる。
「雨宿りの揺り籠」も不思議な世界観と空気を持ったお話でした。
「わたし」は山奥の秘境にある旅館を訪れました。
旅館「雨宿り」を選んだのは、わたしではありません。
ある日、この旅館のチケットが送られてきたから。
「懸賞に応募したんだっけ?」
少々不思議に思ったけれど、訪ねることにした。
出迎えてくれたのは185センチ超えの大きな男性。
今夜、この旅館に泊まるのはわたしだけだと言う。
夕食の時間を19時に決め、それまでの間、村の観光にでかけることにした。
秘境というだけあって、美しい自然に恵まれた土地だった。
わたしはこんな風にふらっと旅行に出るのが趣味。
いつものように、あちこちをカメラで撮影してきた。
天倉満(あまくらみつる)と名乗った男性が食事を運んでくれて、この村の特産だというお酒をお酌してくれる。
わたしも、撮ってきた画像を彼に見せた。
「神社も撮ってきたんですね……」
「女神様も喜んでいるでしょう」
ここの神社は女神なの?
そんなことを思いながら、彼から村の昔話を聞く。
なんでも、不毛の地だったこの村に「呪い」をかけて豊かにしたのが神社に祭られている女神さま。
どんな呪いかというと、どの人も美しく、身長も185センチオーバーの人ばかりで、何かしらの能力に優れている。
この村の出身者には政治家やスポーツ選手や芸能人などがいる。
「最も能力の優れた人は、この村から出ない」
そんな彼の言葉に(私が)疑問を持ちながら、「わたし」が発したであろう「ステキな呪いね」という言葉に対する反応に、ほんの少しの違和感を持った。
「呪いなんですよ。この村には女児は生まれません」
彼らの優秀な遺伝子を残すためには、村の外から女性を迎えなくてはいけない。
しかも、彼が言うには「女神様が決めた番と子を作り、種族を存続しなくてはいけない」のだと。
「あなたが選ばれたんですよ」
どうしてわたしが選ばれたのかは分からない。
逃げようにも逃げられない。
勧められたお酒には薬が混ぜられていたらしい。(媚薬系)
身体の火照りに耐えながらも、自分が失踪したら警察が動いてくれるに違いない。
そんな希望は簡単に打ち砕かれた。
村の外にいる村の出身者たちが、すでに工作に動いているという。
覚えがないのに送られてきた旅館のチケットも、全ては彼らの意のままにことが進んでいる。
「女神様は、俺たちのことを”泥人形”って呼ぶ」
ここまでは、まだ「人」としての話だったけれど、ここから「人外」へと発展します。
彼と相対しているし、会話も成立してるはずなのに、意思の疎通が全くできないという感覚。
物語の始まりから、徐々にこの感覚が大きくなっていく。
なんて言うかな。
こういう”皮膚感覚”に近いものを描いてくるんです。
かみ合っているようでかみ合わない、何かがずれているという困惑。
その困惑の中に恐怖が混じってくる感じ。
この辺りのことを作品の中に落とし込んでる。
この描き方が絶妙です。
久喜大さん、追っているわけではないけれど、じわりじわりと増えてきてます。
今作の最初のほうは、優し気な朴訥とした青年です。
昔話をするあたりから、少しずつ違和感を交えてくる。
ガラッと急変するのではなく、ゆっくりじわじわと変化していくように感じさせるというのは、さすがだなと思いましたね。
もともと、久喜大さんのリップ音や吐息で強烈に高ぶることがないから、私的にはいつもの久喜大さん。
ですが、久喜大さんのリップ音が好きな方はたっぷり堪能できます。
イラ〇チオがあるので、苦手な方は注意。
とはいえ、効果音を控えめにしてくれているので、そんなに苦しくないと思う。
私はいつものように、DLsite(がるまに)からダウンロードしましたが、サイト上での視聴が可能なので、ダウンロード環境にない方でも大丈夫。
もちろん、スマホで聞くこともできますよ。
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