世間の三連休よりも一日遅れで三連休となりそうな気配です。
今日と明日の二連休は決まってるんですけどね。
12日は教室の日なんだけど、今のところ予約は入ってません。
ちょうど、うちの市で不要不急の外出は控えるよう要請が出ているので(20日まで)、たぶんこのまま入らないんじゃないかな。
なので、今週は干支チャーム作りに専念できそう。
立体の牛さんも可愛いのができました。(さっき完成)
どこに飾ろうかな。
やっぱりPCの横かな。
昨日の仕事途中。
私は畳み作業をしていた。
広告と一緒に入っている「日曜版」という新聞も折り込み機械にセットします。
新聞の場合は調整の仕方が難しくて、ちゃんと調整していても重送(複数枚入ること)してしまうんです。
目視確認しながら畳み作業をして、重送していると「抜く」という作業をします。
で、抜いた新聞は作業台の上にポイっと置いてある。
畳みながら、台の上にある新聞を何気なく見ていた時のこと。
なんか、この絵………すごく良い。
それが、これです。
歌川国芳の酒呑童子退治の図。
この酒呑童子…なんだかとってもカッコよくないですか?
色っぽいというか…。
人外好きな私。
記憶を探ってみても…酒呑童子が「彼」になっている作品は聞いたことがない。
「鬼」なら…1つあるけれど、あれは全年齢だし。
そんなことを思いながらこの絵を見つめつつ…
だんだん、このカッコよさを他の人にも伝えたい気持ちが膨らんできた。
そこで、私のすぐ隣でノート当番の書き仕事中の同僚に話しかけてみた。
「ねぇ、くだらない話してもいい?」
『いいよ、何?』
「この酒呑童子、色っぽくてかっこいいと思わない?」
『思わない』
即答されちゃいました。(苦笑)
ちらっと見たら、怖そうな絵だったから見ないようにしていたのだとか。
もともと怖いもの(ホラー系や妖怪含む)は怖くて怖くて見れないという人なんだけど、酒呑童子のことを知らなかったことにビックリ。
酒呑童子は全員が知ってるくらいの気持ちでいたんだけど…違うのね。
それにしても、この絵。
見れば見るほど、酒呑童子が主役で良い人。
倒しに来た武士たちが悪者に見えて仕方ない。
酒呑童子が眠っているところを見計らって首をはねたという話ですが。
「卑怯者」と思ってしまった。
大人な余裕を漂わせている酒呑童子の顔つきも手つきも、なんて艶っぽいんでしょう。
酒呑童子の懐に入ったら全てのことから守ってもらえそうっていう安心感がある。
そんな凛々しい表情に、すっかり心奪われてしまいました。
私の人外好きの始まりは、たぶん吸血鬼。
そこから、悪魔や妖怪と幅が広がっていった。
人外が「悪」となっている作品も多々ある。
特に映画だと「悪」ですね。
それでも、そんな「悪」というイメージで作られたものを見ても、葬られてしまうところでは人側が「悪」と感じてしまうことが多いです。
そんな中、シチュ作品はがっつり人外に寄せたものを作ってくれている。
おまけにシチュ作品の中にいる人外たちは、愛情深く一途ときている。
そんなのもっと好きになるに決まってるじゃないですか。
人外たちは人よりも多くのことを経験してきている、と思われるから、懐が深いという印象もありますね。
甘やかしてくれそう、とか。
私、自分がしっかり者に見られがちということと(本当はけっこうボケをかますタイプなのに)、頼れる人(パートナー)がいないことで、常に肩に力が入った状態です。(自己分析)
人外の彼らには力を抜いた素の自分を受け入れてくれる魅力がある。(ように感じる)
実際、作品の中の彼らは受け入れてくれてる。
なんだかんだ文句を言いながらも、「それがオマエだろ?」って至極当たり前のことのように言ってのける。
そんなの惚れるなというほうが無理というものです。
今後も魅力的な人外さんがどしどし出てくることを願いつつ。
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