通常業務の土曜仕事(折り込み)。

機械くんの機嫌は直ってるかな?

 

なんでも、昨日私たちが帰ってすぐくらいに機械屋さんが来て、さくっと直して帰って行ったそうです。

所長も、ちょっと席を外していた隙に全てが終っていたということで、具体的にどこがどう悪かったのかっていうのは聞けず…。

 

いったい、何だったんだろう?

(いつもは残してくれるメモ紙も無かった)

 

 

 

 

 

 

豹変彼氏~上司が首輪を外してくれません~

CV:黒井勇

 

 

PIL-VAMPさんからのシリーズ8枚目。

 

このシリーズが出た頃って卑語を言わせてる作品って無かったんですよね。

アソコとぼかしていたり、密壺なんて小説風の言い回しにしたり。

 

『堂々の卑語解禁』

 

そんなコンセプトの作品シリーズ。

きっと、卑語解禁が吉と出るか凶と出るか…みたいなところがあったんじゃないかな。

そのあと、他のレーベルでも卑語を使うところが出てきたところを見ると、「女性向けでも卑語ってイケるのか」と方向転換、というか、幅が広がったって感じですかね。

 

ただ、全員が『卑語OK』ってわけじゃないですからね。

サークル作品だと、『卑語有り注意』みたいな記載がありますが、商業レーベルだと特に明記してないものもあったりしますね。

私自身は、密壺→冷静になる、アソコ→//、”卑語”→どっかーん//////、という反応具合になるので大歓迎です。

 

とはいえ、最初に聞くときはドキドキしました。

『私、卑語を受け入れることができるかな…』っていうドキドキね。

 

豹変彼氏の2作目、河村眞人さん演じるお兄ちゃん。

この時言われた卑語、直接表現にやられました。

”いかにも”な声で言われるよりも、卑語なんて言いそうにない声で言われた方が萌える。

ギャップ萌えするタイプだと自覚してるから、当たり前と言ったら当たり前な反応なんですけどね。

 

 

 

 

さて、今回の彼は会田裕介(あいだゆうすけ)さん。

28歳でわたしの上司です。

会田さんは有能で仕事ができるだけでなく、温かい人柄で面倒見が良く部下思い。

陽気で話題も豊富で美味しいレストランやお酒にも詳しく、人望がある。

 

わたしも、皆と同じく会田さんを慕っている。

上司として尊敬していたのが、いつしか一人の男性として意識するようになっていた。

けれど、彼はわたしを部下の1人としか見ていないようだ。

褒めてくれるから、嫌われてはいないと…信じたいところ。

 

そんなある日。

同僚の東(あずま)くんから、会田さんに関する噂を聞かされた。

それは会田さんが不正をしているという悪評だった。

 

「そんな話、信じられない」

 

 

会田さんと一緒に外回りに出た。

直帰する予定だったので、社には戻らず…

 

『食事にでも行かないか?』

 

会田さん行きつけのレストランで、お勧めの料理を食べ、『1人では手を出せなかったワイン』を飲み、とても楽しい時間が過ぎていく。

 

『駅までで悪いが送るよ』

 

明日の仕事が話題にあがり、東くんの名前が出たところで、思わず顔が強張った。

その表情の変化を見逃さず、『何かあった?』と訊かれたが…「何でもない」と誤魔化した。

だって…東くんが会田さんの不正の証拠を持ってるなんて。

そんなこと、信じられない。

信じたくない。

 

 

 

誰もいない夜のオフィス。

わたしはこっそりと会田さんの使っているパソコンを起動した。

東くんは『不正の証拠が会田さんのパソコンに残されている』と言っていた。

もしかすると、東くんは証拠になるような”何か”を会田さんのパソコンに仕込んだのかもしれない。

もし、そうなら…一刻も早く見つけ出して削除しておかないと。

 

『電気もつけずに、こんな時間に何をしてるんだ』

 

少し怒気を孕んだ声に身体が飛び跳ねた。

声の主は…会田さん。

 

『どうやってパスワードを開けたんだ?』

 

パスワードを知っていたのは、以前、会田さんに頼まれてパソコンを起動して資料を送ったことがあったから。

事情を説明しようと思っても、急激な展開に頭がついていかない。

どこから説明すれば良いのかも分からない。

普段温和な口調の会田さんが怒りを滲ませている。

この差に、言い知れぬ恐怖を感じ、余計に何も言えなくなってしまった。

 

 

 

会田さんはかなりのサディストです。

ソフトSMで満足するような人じゃない。

『バレたら社会的に破滅する』というくらい本格的。

 

サドの人だけでなく、マゾの人でもそうだけど、みんながみんな同じではないです。

会田さんのように、好きな人を苛めたり苦しめたりすることが性的興奮をもたらすタイプもあれば、特に好きな人でなくても性的興奮を得られるという人もいるだろうし。

プレイ内容にしても、拘束するのは好きだけど鞭打つのは嫌いとか、その逆とか、まあ千差万別ですよね。

 

かくいう私も、鞭打たれるのは好きだけど(実体験はないので”音”としてですが)、スパンキングには萌えない。

拘束されるにしても、手錠よりも縄やネクタイなどの衣擦れ音があるほうが好きだったりします。

 

 

そう、今作の中で『わたし』、会田さんに叩かれます。(何回か)

最初のは頬だったかもしれない。

なんか、叩かれたことがショックで、怖くて、感覚が強張ってしまって、どこを叩かれたのか判断できませんでした。

 

ジャケ裏のイラストだと、ジャケ絵(上の画像参照)でしているネクタイを手にしています。

ネクタイで手を拘束されて『お仕置きだ』と触れてくる。

 

 

 

 

わたしは気を失ってしまい…目が覚めると、そこは会田さんの自宅。

会社には体調不良で休むと伝えてあるということで、彼の家に監禁されます。

首輪をつけられ、全裸にコートを着て、バイ〇を入れられて公園を散歩なんてこともさせられる。

あまりの激しさに何度も気を失ってしまったのだけど、一番驚いたのは東くんが縛られた状態で目の前にいたこと。

 

 

こんな流れですからね。

もちろん、東くんが見ている前で…となりますよね。

(東くんの声は無し)

 

 

なんだろう。

こうしてざっくり書いてみると、大したことしてないような感じなんだけど、聞いているときはかなり激しいことされてたんだけどな。

そう感じるのは首しめがあるからなのかな。

作中のわたしがよく気を失う子だからなのかな。

 

 

意識が戻ると、すでに東くんはいなかった。

会田さんの様子も、今までとは違う。

そして、聞かされたのは東くんがわたしのことを好きだということ。

わたしが会田さんを慕っているから、会田さんを貶めようとしたこと。

どんなに悪評を吹き込んでも、わたしは会田さんの潔白を信じていたということ。

 

 

彼は『自分よりも東を信じた』、と思い込んで、勝手に『裏切られた』と感じてたってことですね。

この感情が、彼のストッパーを外してしまった。

 

けっこう鬼畜なことをされてるのに、決定的にムチャはされてないと感じた理由は最後に分かりました。

彼は苛めながらもわたしに痛みなどの負担がないように、充分な気遣いをしてくれてた。

 

うん、やっぱりSの人はこうでなくちゃね。

 

 

 

サブタイトルに使われている『首輪』が秀逸です。

彼の手によってつけられた痕がわたしを縛る首輪になる。

わたしにしてみると、彼に所有されてる証。

彼にとっては、自分のものだと繋ぎ留めている証。

目に見えない心の絆を見える形に変えたもの、それが『首輪』。

2人にとっては愛の証、そのものなんですよね。

 

 

 

 

 


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