明日から三連休。

しかも、ポスティング作業有り…

ということで、私たち折り込み部隊は『何時に帰れるだろう…』という凄絶な土曜日になります。

明日を乗り越えたら二連休が待っている――ってのを心の支えに頑張る。

 

そんな今日の折り込み仕事の最中。

11月に入って、そろそろ年末が見えてきたこともあって、”流行語大賞”や”今年の漢字”の話題が出てきました。

そこで…

 

「私、毎年、自分の”今年の漢字”を決めてるよ」

 

『そうなんだ。去年は何だったの?』

 

「…忘れた(笑)」

 

で、ブログを遡ってみました。

遡っていて思ったのが、”今日のメニューは”って目次を冒頭に書くって、後になって何か探し物をするときにとっても楽ちんということ。

(やっぱり、目次は必要かな)

 

でね。

目次があるにも関わらず、去年の漢字は見つけられてません。

あれ~?去年は決めなかったんだっけ?

ざっくり中身も見てみたけど…ない。(ムムム)

その前は、となると…

2017年----叶

2016年----選

2015年----続

2014年----逢

2013年----真

2012年----動

ってな感じでした。

去年の12月にVAIOくんが壊れて、ふじくん(富士通)をお迎えしたのと、各レーベル別に書き連ねたから…抜けちゃったのかな。

 

今年の漢字は何になるのかな。

 

 

 

 

 

 

昨夜のラインナップは…

1.NoT Release(Chouette)…河村眞人、三重奏

2.Enter the MirroR騎士の物語特典(Milky Chain)…佐和真中

3.お医者さまの言うとおり CASE3(Venerdi)…佐和真中、深川綠

4.毛糸催眠(揚げおかき・しお)…nit

……

 

 

今日のピックアップは1番。

 

 

NoT Release

CV:河村眞人、三重奏

 

Chouette(カナリアレコード)さんのシリーズ2作目。

前作のNoT Regretもそうでしたが、これもダミヘちゃんでお二人同時収録です。

 

そして、今作のライターさんは雪華さんでした!

さすが、『上手い』と唸らせられました。

 

 

 

さて、今作の『わたし』ですが、3年前に職場の上司と結婚しました。

 

彼には子供がいる。

子供と言っても、高校生だけど。

夫である彼よりも、息子になる努(つとむ)くんの方が年齢が近い。

努くんに認めてもらえるかどうかというのが一番の心配だった。

けれど、努くんはわたしに懐いてくれて、『母さん』と呼んでくれる。

温かく平和に月日は流れ…

高校生だった努くんも20歳の大学生になった。

 

そんな平穏な日常に、努くんの親友の立永与(たちながあたる)くんが関わるようになる。

与くんの家庭は問題を抱えていて…どうやら家に居づらいらしく、ほとんど毎日うちに来る。

穏やかな雰囲気のイケメンで、努くんの話によるとかなりモテるらしい。

そんな与くんも、わたしのことを母のように慕ってくれている。

 

 

今日も二人、リビングでゲームをしている。

「本当に仲が良い」

少し離れた台所から、彼らの様子をチラチラ見て、微笑ましく思う。

今日は与くんが好きなケーキを焼いたから…。

 

『いっつも、与が好きなものばかり!』

 

努が『息子の特権』を振りかざして抗議する。

『俺の母さんなのに』と、まるで小さな子供の嫉妬みたいな言い方がくすぐったくて可愛い。

与も努の抗議を涼やかに躱しながら、わたしへの思慕を伝えてくる。

20歳の彼ら、大人と子供の狭間なのに、わたしの前で見せる子供の一面。

 

それが……警戒心を持たなかった理由。

 

 

夫は一週間の出張で留守。

 

与が帰ると言い、努も買いたい漫画があるからと、2人揃って出て行った。

帰宅した努はアルコールを手にしていた。

わたしはお酒に弱いから、普段からあまり飲まないのだけど、20歳になってお酒を飲める年齢になった努から誘われると、

「こんなに大きくなったんだ」と、感無量。

 

どのくらい飲んだんだろう。

やはり眠ってしまったようだ。

 

ふと、意識が戻り…自分の身体に違和感を覚えた。

 

「努くん?何してるの?」

 

『母さん、起きたんだ』

 

急にハッキリ覚醒した。

わたしは全裸で手足を縛られ、努に身体中触れられ舐められている。

「やめて」と叫んでも懇願しても止めてくれない。

縛られた手は動かない。

 

『努!何してるんだ!』

 

そこへ駆けつけたのは与。

泣いているわたしの顔を見て冷静になれと言われた努は、自責の念に駆られて家を飛び出していった。

 

『大変な目に合いましたね』

 

『今、解いてあげますから』

 

優しい言葉と労るような眼差しにホッとしたのもつかの間…。

 

『なーんちゃって。本当に解くと思いました?』

 

『努もあなたもチョロすぎ』

 

与の急激な変化に頭がついていかない。

何を言われているのか理解できない。

 

全ては与によって仕組まれた罠。

初めて会った1年前、与はわたしに一目惚れした。

そうして、誓った。

『絶対手に入れる』、と。

 

努がわたしに対して抱いていた恋心も利用した。

1年をかけて…じわじわと罠を張り巡らせ、わたしの信頼を得て懐に入り込んできた。

 

 

 

 

というところで、リップ音等のお話。

キャストさんは2人ですが、本編中に3Pはありません。

最初は努(三重奏さん)がわたしを拘束してのリップ音。

 

三重奏さんって可愛い系の甘い声なんだけど、リップ音の威力ってのはかなりなものです。

DUSK(サークル)さんの監禁婚シリーズが初ダミヘ。

その時はちょっと恐る恐るという感じがあったんですが、今ではすっかりダミヘちゃんと仲良しになってますね。(ふふ)

 

努が飛び出して行ってからはエッチシーンというのは与(河村眞人さん)のみ。

誠実そうな声と腹黒な声と二種類使い分けてます。

努が縛っていったのを良いことに、そのままの状態でコトに及ぶ。

でね、この状況って『わたし』としては拒絶しなくちゃいけない。

必死で嫌がって抵抗しなくちゃいけない。

そんなことは分かってるのに……

河村眞人さんの耳攻めが…吐息が…リップ音が…

そんな感じでいっぱいいっぱいになっているというのに、カナリアレコードさんは効果音の付け方や音の大きさがとっても上手いところですから。

声や吐息だけじゃなく、周囲の音でも、いとも簡単に『私』の抵抗力をゼロにしちゃう。////

もうね、一回声が出ちゃったら終わりですよ。

またタイミングが良いことに、『私』が声を出してしまったポイントで作中の『わたし』も声を出してしまってる。

こんな風にストーリーとシンクロしてしまったら…もう抵抗なんてできません。

 

 

この関係を続けるために、画像を撮られて脅されて、となるんだけど。

また私の悪い癖が顔をもたげてます。

与にほだされてるし、努も可愛いと思ってしまう。

 

こういうところが雪華さんの上手いところ。

与の性格形成の背後関係とか、そうやって出来上がってしまった性格や思考を物語の中でさりげなく語らせる。

与や努というキャラクターの内面が豊かになることで、ペラペラの紙人形ではなくて、ちゃんとした立体の人間として物語の中で生きて動き回る。

がっつりたっぷりエッチなお話なのに、ちゃんと心の内も押さえてる。

この両方が感じられるから、『良いお話だった』と満足するんだろうな。

 

 

久しぶりに厚みのある作品に出会ったって感じです。

 

 

 

 

 


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