今日のメニューは…
* 今日のお仕事
* シチュ作品の感想
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今日のお仕事
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今日の教室は午前中に集中!ってことで、サブテーブルも出動となりました。
雨は降ってないものの、昨日に引き続いて肌寒い。
室温も23.5度。
半袖のワンピースを着たけれど…さすがの私もちょっと寒い。
そこで、ジョーゼットの7分袖ロングカーディガン(太ももの半分位置)を着て…。
生徒さんたちも、『今日も寒いよね~』なんて言いながら、続々と集まってくる。
ところが、30分を越えた辺りから…『暑くなってきた』という人が出始め…。
確かに、私も何だか暑くなってきた。
ビーズを取りに行ったついでに温度計を見てみると(ビーズ棚に置いてある)、なんと25.4度に上昇中。(!)
外が暑くなってきたのかな?と思っていたんだけど、生徒さんの見送りで玄関に行ったら、朝と同じで外は冷たい空気が…。
生徒さんが帰って、1時間ほどして、再び温度計を見てみると24.6度に下がりました。
ってことは、人が集まった熱気ってことだよね。
たった6人なのに、『人』のエネルギーって凄いんだね。
時間を巻き戻して、教室が始まる30分ほど前のこと。
ふじくん(PC)を移動しようとしてた時のこと。
右のスピーカーの音が…不安定なことに気がついた。
普通に音が出てる時もあるけど、ある瞬間にフッと音量が小さくなり、次の瞬間には元に戻る。
スピーカーの背面をチェックしたけど、コードはちゃんと繋がってる。
アンプは…
あ、ここですね。
アンプと右スピーカーを繋いでるコードが怪しい。
アンプ側のスピーカーコードの先端が変です。
ここって、コードのビニール部分を剥いて、中の細くて何本もより合わさってる導線を差し込んで挟み込むんだけど、細い導線が何本も切れていて、全体の半分くらいで繋がってるっていう状況になっちゃってました。
そこで、ビーズ用工具入れからニッパーを取り出し、ビニール部分にぐるりと切れ目を入れて…ペンチでむにっと取る。(×2本)
無事にクリアな音に戻りました。
(私がこの手のことをできるようになったのは、元亭主のおかげだったりします)
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シチュ作品の感想
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兄と私と家族の棺
CV:三橋渡
サークル:Sacrificeさんの2019年4月6日ダウンロード開始になった作品です。
この作品のシナリオを書かれた方は、がるまにさんで開催していた『音声作品シナリオコンテスト』のシナリオ部門を受賞した”凶兎凶”さん。
この受賞作品はがるまにさんが製品化して、つい先頃ダウンロードが開始になってます。
タイトルは『六日目の朝日と狂った蜃気楼-島田秋人』。
キャストは古河徹人さん。
現在、カートにインした状態で、ダウンロードはこれから。
カートに入れてある作品の中に割引対象になっているものもあるから、明日明後日中にはダウンロードする予定です。
そんなわけで、その受賞作を聞く前に、どんな作風の方なのかな?ってのと、キャストが三橋渡さんだったこともあってポチりました。
がっつりネタバレになっていくので注意してくださいね。
『わたし』は18歳で大学1年生。
この春から一人暮らしを始めました。
わたしには兄がいます。
1つ年上の兄は実家から名門大学の心理学部に通っています。
兄は優しくて、穏やかな性格と甘いマスクで誰からも好かれている。
もちろん、わたしも兄のことは好き。
通えないわけではないのに実家を出た理由は、母と兄が何かとうるさいから。
そろそろ親離れ子離れしたい。
兄にしても、そろそろ妹離れしてほしいところ。
ところが、一人暮らしをしても、兄が度々訪ねてくる。
料理が趣味という兄は、うちで晩ご飯を食べていく。
朝ご飯の準備も、お弁当の準備も済ませてくれる。
結局、家を出ても、兄の世話焼き度合いは変わらない。
兄が部屋を出てすぐ、母に電話をした。
お兄ちゃんが部屋の前でずっと待っていたことを告げ、そういうことは止めさせて欲しいと。
ところが、母は、それなら合鍵を渡しておきなさい、と言う始末。
子供扱いしないで欲しい、干渉して欲しくないってのが上手く伝わらない。
ある日のこと。
わたしは初めて外泊をした。
以前から気になっていたサークルの先輩の家に。
抱きしめられ…怖くなった。
優しい先輩は気分を害する様子も無く、『大丈夫だよ』と無理強いされることは無かった。
アパートへ帰ると…。
玄関の前には雨に濡れた兄の姿。
聞くと、昨夜からここにいたらしい。
とっさに、「友達のところに泊まった」と告げ、兄を部屋にあげた。
兄の行動は行き過ぎだと思うけれど…。
わたしのことを可愛がっていて心配してくれているってのは充分理解している。
…また、こんな風に雨の中を待たれるのも困る。
「はい、これ」
兄に合鍵を渡した。
翌日から兄は部屋の中で待つようになった。
…また無くなってる。
このところ、何度か下着が無くなっていた。
まさか…お兄ちゃん?
合鍵を使って部屋に入ってきた兄に、そのことを話してみた。
『そんな重大なことを何で今まで言わなかった!!』
わたしも兄も留守にしている昼間の犯行らしい。
大家さんに事情を説明して、防犯カメラを取り付ける許可をもらってくると部屋を出て行った。
『今夜からしばらくここに泊まるから』
それから、この先1ヶ月間は兄が車で送り迎えをすることになった。
二週間が経った頃。
わたしは兄との待ち合わせ場所に行かなかった。
理由は先輩。
久しぶりにオープンテラスで先輩とすごしていた。
そこへ、鬼の形相で現れたのが大家さん。
大家さんに怒られつつ、わけも分からず連れ帰られた。
『お兄さんが心配してる』
部屋に帰ると、わたしの顔を見て心底安堵したような兄がいた。
約束の場所にいなかったから、誰かにさらわれたかもしれないとパニックになった、と。
大家さんに探してもらった、のだと。
こんなに心配するとは思わなかった。
サークルの先輩とお茶していたとは言い出せず、一人でいたと告げた。
『どうして嘘をつくんだ』
何故か、兄は全てを知っていた。
カフェに先輩と一緒にいたことも。
先日の外泊先が先輩の家だったことも。
母に電話した内容も。
大学内でのことも。
一人で『ここ』にいるときのことも…。
『その腕時計、大切にいつも使ってくれていて良かったよ』
兄からプレゼントされた腕時計…もしかしたら、「盗聴器?」
慌てて腕から外した。
『無駄だよ。それだけじゃないから』
盗聴だけでなく、盗撮もしているという。
しかも、この部屋だけじゃない。
実家の自室も、学校も。
複数の盗聴器と隠しカメラで、わたしの行動は全て兄に筒抜けになっていた。
ショックで思考が追いついていかない。
なんだか…ボーッとしてきた――。
『さっきのお茶、たくさん飲んでくれて良かったよ』
何日経っただろう。
あの日から、兄に監禁されている。
兄が…包丁を手に近づいてきた。
『右足と左足、どっちが良い?』
まるで、目玉焼きと卵焼きのどっちが良いかと訊いているよう…。
兄の計画は、わたしの足の甲に包丁を刺し、大声で泣き喚きながら救急車を呼ぶ。
料理をしていたら、誤って包丁を落としてしまい、それが妹の足に刺さった、と。
妹を歩けなくさせてしまったという後悔と罪悪感で、”一生、妹の面倒をみる”という、大義名分を手に入れるために。
「それは嫌。絶対、お兄ちゃんから逃げないから、刺さないで」
『本当に?じゃあ、刺さないよ』
その兄の言葉に安堵した。
次の瞬間―――!
というところで、物語は終ります。
実際、『わたし』が刺されたというシーンは無いのですが、刺されたと暗示させるシーンで聞いている『私』の右足の甲に痛みと衝撃が走りました。
これは、私が深く作品世界に入り込んでいた、という証拠ですね。
エッチシーンに関して全く触れてませんが、もちろんありますよ。
優しいはずの兄だけど、嘘をついた罰という意味もあってか強引に。
三橋渡さんの強烈なリップ音に持って行かれてました、が。
ラストの《衝撃》で、その辺りの記憶が吹っ飛んじゃった。(笑)
さて、作品を聞いているだけでも、兄の異常な執着ぶりってのに恐怖を感じるんですが、同梱されているショートストーリーを読むと、その異常っぷりに戦慄します。
『わたし』の周囲のことは全て調べている兄なので、知らないふりをしてますが、誰が下着泥棒なのかってことも把握してる。
その兄が先輩のことを『ろくでもないヤツだ』と言っている。
それでも、そんなことを言うのは『嫉妬』もあるのだろう、くらいに思ってたんですが、先ほどSSを読んで…『!』ってなもんです。
そして、この先輩がメインのお話を聞きたいという欲求がふつふつと出てきてます。
執着したことがないろくでもないヤツが、初めて執着してしまう相手に出会う、とか。
きっと、執着されてしまった『わたし』にとっては悲惨だろうけど。
それでも、あちこちに分散していたモノがわたしだけにガッと一点集中する”密度”を感じてみたい。
(作ってくれないかな…)
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