今日のメニューは…

 

* 水星逆行だからね

* シークレット・ルーム/アイ’ム ホーム 覗く男

 

――――→―――→――――

 

 

 

 

水星逆行の影響、どんな感じになってますか?

 

私は、順調に(笑)逆行の影響を受けている日々です。

 

昨日今日と連続で通信系がやられました。

 

昨日はプリンターとパソコンの通信がぐだぐた状態に…。

新作を教えながら、レシピに不備を発見。

即座にWordを開いて、手直しして、印刷。

ところが、なかなか印刷してくれない。

状況を見てみると、ちゃんと印刷待機列には入ってる。

一度キャンセルして、もう一度…印刷。

状況は変わらない。

詳細を表示してみると…

『別のPCが使用中』みたいなことが書かれてる。

 

……いえいえ、このプリンターに繋いでいるのはふじくんだけだし。

そもそも、立ち上げてるPCはふじくんだけ。

っていうか、印刷しようとしてるのもふじくんだけなんだから。

 

今回の水星逆行はこんなパターンできたか。(笑)

 

なんて心の中で笑いながら、とりあえずプリンターの電源を落としてみて…再度チャレンジ。

やっぱりダメ。

 

午前中の生徒さんが帰ってから、プリンターの電源を落として、念のためにコンセントも抜いて、ふじくんも一度落として、再起動。

 

すると、プリンターくんが何事もなかったかのように印刷して、ペロリと紙を吐き出してきた。

 

はいはい、そうよね。

二人の間で意見の行き違いがあったんだよね。(笑)

 

 

 

今日。

食事会をしたりする友達の一人にばったりと会いました。

出会った場所はうちの棟の前。

お互いに20秒ずれていたら会ってないよねっていう絶妙なタイミング。

ちょっと立ち話をしたりして。

 

 

そして、先ほど。

keikoさんのブログにいいねをしようとしたら…

『ログインしてください』

ログアウトしてないし、普通にマイページを開けてるのに?

とりあえず、そのまま放置して、”ブログを書く”をクリックしたら…

『ログインしてください』

脳裏によみがえるのは、何度か経験しているログインできないトラブル。

恐る恐るログインしてみたら……大丈夫でした。(笑)

 

きっとAmebaとふじくんの意思の疎通ができてなかったのね。

 

 

 

 

――――→―――→――――

 

 

 

 

帰宅後、お昼ご飯を食べながら映画を観ました。

 

シークレット・ルーム/アイ’ム ホーム 覗く男

2016年のアメリカ映画です。

 

ネタバレ要素があるので、まだ見てないから知りたくないって方は、ここで回れ右してくださいね。

 

 

 

 

 

ざっくりとしたあらすじは、自宅に帰れなくなった男がガレージの2階から家族の様子を覗いているっていうお話です。

 

なんだそりゃ…でしょ。(笑)

 

 

この男性の職業は弁護士。

ニューヨークの郊外に家を持っていて、妻と双子の女の子がいる。

ガレージの2階は物置になっている。

 

ある日のこと。

いつもと変わりない帰り道のはずだった。

突然の停電で、乗っていた電車が止まる。

スマホが鳴り…妻からの電話だったが、そのまま出ずに切った。

真っ暗な中、誘導されながら線路の上を歩き、自宅へ戻った。

ちょうどその時、ガレージに入り込もうとしていたアライグマと遭遇。

ガレージの2階へ上がってしまったアライグマを追って2階へ上がる。

アライグマを追い払い、ふと家の方を見ると…ほんのりと明るい。

どうやら、ろうそくを灯しているようだ。

不安そうな3人の顔。

妻が電話を手にした。

自分のスマホに、妻から再び電話が入る。

 

電源を落とした。

 

今、妻とは喧嘩中。

顔を合わせたくないという気持ちが沸き起こる。

 

電気が戻り、子供たちは自室へ。

もう少ししたら、妻も寝るだろう。

それから、戻れば良い。

 

ところが、目が覚めると…朝。

 

瞬間慌てたものの、妻が仕事に行っている間に戻れば良いと考え、そのままそこから様子を覗く。

 

ところが妻の行動は早かった。

子供たちを学校に出して、警察に連絡。

警官が事情を聞きにやってきた。

妻の母親も登場。

少々大事になったと思いつつ、妻が仕事に出たところで家に戻った。

シャワーを浴び、ひげを剃り、着替えをして…

 

ここで、昨日の感想じゃないけど、『魔』の瞬間が訪れたんだと思う。

 

当座の食料などをガレージの2階へ運び込む。

布団も用意し、双眼鏡を手に、家族の…妻の動向を見つめる。

 

 

これ、時間が経てば経つほど帰りにくい状況になりますよね。

行方不明になったというのはテレビでも報道されたりして、

『実はガレージにいました(てへ)』ってなことは言えない状況になってくる。

家族の様子を見つつ、夜になると近所のゴミを漁って食料を確保する日々。

この映画、カメラは男の側から離れないので、遠くにいる人の声は聞こえない。

男の想像で、口パクに話を当ててる感じです。

 

仕事から解放され、家族から解放され、ある意味サバイバル生活。

これが男を変えていく。

親友の恋人を奪って結婚した。

大きくなってきた娘たちには疎まれている。

自分の人生は、これで良かったのか…。

真の愛情を持っていたのか。

 

男がガレージの2階にいることを知っている人物が2人。

ダウン症の近所に住む子供たち。

『3人だけの秘密。他の人には絶対言わないで』

食べ物を届けてくれたり、風邪で寝込んだときに看病してくれたり。

男の台詞では『施し』と訳されてたけど、『無償の愛』ですね。

純粋に困っている人に手を差し伸べる行為。

 

常に損得で動いていた自分。

欲しいものは人のものでも画策して手に入れることを厭わない。

相手のことを思いやるとか、無償の愛とは無縁だった自分。

 

全てのものをそぎ落とし、ただ『生きる』ということだけを見つめた時、何が見えてくるのか。

何が心を動かすのか。

自分に本当に必要なものは、何なのか。

 

この答えが出るまでに、10ヶ月近くかかりました。

(失踪は春、戻るのはクリスマス前)

 

答えを出す切っ掛けになったのは、妻の元恋人であり、自分の親友であった人物が、妻に会いに来たこと。

 

髪を切り、ひげを剃り、自分の車に乗りニューヨークへ。

たぶん、行きつけのお店だと思うけど、スーツを買い、夜になって自宅へ。

 

 

長い間、失踪していた自分を、家族はどういう風に迎えるのか。

不安に足が止まりそうになる。

けれど、どんな結果になっても、前に進むと決めたのだから。

 

自分の持っている鍵で玄関を開ける。

 

『I'm home』

 

 

 

映画はここで終わります。

妻が、子供たちが、どんな反応をしたのかは、分からない。

妻サイドのシーンがないので、結末を想像する材料もない。

 

これ、めちゃくちゃ気になる。

そこで、何かヒントになるような情報とか考察を書いてくれてるレビューがないかな?と検索してみたら、Filmarksってところを発見しまして。

ここに登録しておくと、マイページで自分の観た映画などの管理ができる。

他の人のレビューも簡単に読めるし、自分のレビューも載せられる。

作品の評価(最高は★5つ)もできる。

しばし悩んで登録。

私のつけた評価は★3.8。(細かくつけられる)笑

(これを基本値として評価していくつもり)

 

とりあえず、レビューをざっくり読んでみたんだけど…。

みんな低評価。(苦笑)

私は結構引き込まれて観てたんだけどな。

 

 

結末の行方にモヤモヤしてたんだけど、これを書いてるうちにスッキリしてきました。

きっとね、主人公はハッピーエンドでもバッドエンドでも、どっちでも良いと思ってる。

『ただいま』と家に戻ったのは、元通りの生活に戻りたいからではなくて。

先へ進むため。

夫が失踪したままという宙ぶらりんの状態では、先に進みたくても進めない。

家に戻ることは、妻を自由にする、解放するという意味と、自分が新しく人生の一歩を踏み出すという意味があったんだと思う。

 

 

個人的には、この自ら招いた妙な体験で大きく変わったと思うから、即座に切り捨てないで、様子を見てくれると良いなって思う。

 

 

 

 

 


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