今日のメニューは・・・
* ウォークマンとPCの連係プレイ
* 欠けていく大きな月
* シチュCDの感想
≪シチュCD感想の注意事項≫
ネタばれが困る、嫌いという方、こういうのに興味が無い方はスキップすることをお勧めします。
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今朝もいつものようにバタバタと出勤。(笑)
もっと余裕を持ちたいと思っているのに、結局最後にはバタバタになっちゃう。
原因は分かってる。
早起きというものが苦手なせい。
これって思い返せば自分が学生の時から。
よく子供たちを遅刻させないように送り出せてたものだと、我ながら感心する。(苦笑)
パソコンを眠らせて、カバンとウォークマンを引っ掴んで家を出る。
仕事量は少なめでお昼になる前に終了。
帰りがけにプリンターのインクを買って家に帰る。
パソコンを起こして、ウォークマンをストップ。
今朝の続きから楽曲をスタート。
あ・・・・・
ウォークマンのラスト曲は全力少年の『BBA』。
パソコンから流れてきた曲も『BBA』。
さすがに秒数は違ったけれど(ウォークマンは2分半ほどでパソコンは20秒)。
ごくごくたまにあるこんなシンクロ。
思わずニヤリとしてしまう。
(数日前には枕元PCくんとメインPCくんの連係プレイでエーたんの『四葉CLOVER』でした)
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夜集金のてくてくの時に、ちょっぴり欠けている大きなお月さまを見ました。
この月を見ながら、ふと思ったこと。
家計の始まりをお給料日から新月に変えようかな―――。
ちょっとした思い付きなので、実際にやってみたら不都合が出てくるかもしれない。
でも、ちょっと月星座ダイアリーでチェックしてみたら、本来30日or31日のところを29日or30日という、変化としては微小なもののようだし。
意外と平気なのかも?
なので、お試しに・・・という感じで。
(次の新月は11月18日です)
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文豪達のカフネ 第一巻 綾織武郎
CV:河村眞人さん
このシリーズは『狂気と執着で紡がれる愛と死の物語』ということで、サイトでは『死』に対しての抵抗がある方は控えるようにという趣旨の注意書きがある。
いろんな作品で死んでますから、私は特に抵抗が無い。
かえって、そこまで病んでいるのか・・・とワクワクする。(笑)
『わたし』の死のシーンというのは、彼の声のフェイドアウトとその後の『音』で表現されているだけ。
特に苦しさや痛みを感じるというところはありません。
ハッピーエンドの甘々ストーリーが好きな方には確かにお勧めできませんが、病み(闇)作品に抵抗が無いとか好みだという方は問題なく聞けると思います。
今回の彼は綾織武郎(あやおりたけお)さん。
25歳の小説家です。
理想主義・人道主義の派閥に属してる。
が、本来は自然主義的思想を持っている。
大学の恩師や友が理想主義に属しており、そういったしがらみから派閥を抜けるわけにもいかず、自分の思想は仲間には理解されないという孤独感を常に持っている。
祖母がアメリカ人のクォーターということで、青い瞳を持ち、端正な顔立ちから『王子様』タイプと見られている。
しかし、これもコンプレックスの一つ。
『わたし』は彼と同じ派閥に属している女流作家。
親が決めた許嫁と暮らしている。
親の言いつけで、お互いに好きでもないのに結婚しなければならない。
許嫁は他に愛人がいて、わたしに暴力をふるう。
こんな人とは一緒になりたくないけれど、父親に逆らうわけにもいかず、ただ耐える日々を過ごしていた。
ある日。
同じ派閥の綾織さんを見かけた。
彼は話しかけにくい雰囲気を持った人なので、個人的に話したことはない。
その彼が、木から下りられなくなっている子猫を木に登って助けていた。
優しげな声で子猫に語りかけながら。
噂に聞く彼とは違う。
わたしの姿に気がついた彼はバランスを崩して木から落ちてしまった。
手首を捻ったようで・・・・
「大変!手当てをしなくちゃ!」
手当てをしながら、彼といろんな話をした。
近寄りがたい・・・なんて、いったい誰が言い出したんだろう。
彼の思想にも共感を覚える。
これを切っ掛けにして、彼と頻繁に語り合うようになった。
文学のことだけでなく、たわいのない雑談も。
そして、わたしが許嫁に暴力をふるわれていることも・・・彼の知るところとなる。
彼はわたしのことを好きだと言ってくれる。
運命の人だと言ってくれる。
とても優しい彼。
この人と一緒になれたら・・・どんなに良いだろう。
そして、とうとう一線を超えてしまう。
そんな幸せな日は長く続かない。
ひどく暴力をふるわれ、彼のところへ逃げ込んだ。
『話をつけてくる』
護身用だと、拳銃を持って・・・。
『早くここを出よう』
戻ってきた彼は普段使われていない綾織の別荘へ行こうと言う。
どうやら話し合いは決裂し・・・・
”何か”が起きたらしい。
別荘に彼の父親から電話が入る。
・・・もう、残り時間は―――ない。
彼の歪んだ理想とは・・・
愛する人と”共に生きる”のではなく、”共に死ぬ”こと。
彼の手にかかり・・・・彼の声がフェイドアウトしていく。
ラストシーン・・・
猫の鳴き声が聞こえる中、重さがかかった縄が軋む音がする。
ということで、発見される状況としては、無理心中という感じでしょうか。
ジャケット裏のイラストには、彼が儚げな笑みを浮かべながら首吊り縄を持っている図があります。
今作を聞きながら、思わずディアヴォーカリストのエーダッシュのことが頭に浮かんでしまいました。
エーたんの彼女である『わたし』は彼が生きるための道しるべになった。
今作の『わたし』は彼が死ぬための道しるべになってしまった。
時代背景もあるし、『わたし』の置かれている立場も大きく関係しているけれど。
彼と生きる道は閉ざされ、死への道へどんどん追い込まれていく。
死を選ぶことは幸せではない、と思っていても(私が)、彼らの場合にはこの道しか残されていない、とすら思えてしまう。
もちろん、冷静に考えれば、そんなことは無くて。
きっと何か良い方法があるはずなんだけど。
作中の彼らに心を沿わせていると、死を否定できないという考えがでてきちゃう。
(なるほど、こうなると死に惹かれがちな人は聞かない方が良いかも)
最後にリップ音等のお話。
ジャケ絵を見てもらうと分かるように、この綾織武郎さんってのは『可愛い系』です。
そういう見た目だからなのか、河村眞人さんの声もいつもより少しだけ高めのトーンです。
そして、私の好きなあの独特な空気感を醸し出す話し口調はかなり控えめです。
あれが好みの私としては、ここまで抑えられると無いも同然。(笑)
そして、吐息や息遣いが高音で可愛らしい。
これ、昨日の記事でも書きましたが・・・・
可愛い系の吐息や息遣いに喘ぎ声ってのは、私の趣味じゃない。
これでハッキリしました。
オネエ言葉だろうが、男言葉だろうが、私にとって問題なのはそこじゃない。
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