今日は節分。
豆まきはもう何年もしてませんが、豆まきをしなくなった辺りから恵方巻を食べるようになりました。
昨日の仕事帰りに恵方巻を買ってきて、朝ご飯で北北西を向いてパクリ。
ちょうど、私の定位置からパソコンの画面を見ると北北西になる。
結局、いつもと変わらない朝食風景となりました。
そんな今日ですが、またしてもあちらこちらから新作情報が入ってきてます。
初めてのところというのもあって、ちょっと興味有り有り。
どんなものだか試しに買ってみるってのも有りかな。
鬼のような発売日程になっている3月の購入予定を見るのが怖いですが。(苦笑)
ということで、本日の本題はこちら。

Calling Bloom 03 Kaname
ボイスは深川緑さん。
ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
独特な世界設定があるCalling Bloomの世界です。
添い寝屋や恋人レンタルは当たり前。
女性向けの風俗店(性感マッサージ)やラブグッズの使用が一般化されていて、最近のブームはデリバリーホストを呼ぶこと。
このデリバリーホストは本来”性感マッサージ”のみが原則。
ところが、今回『わたし』が選んだお店《ANEMONE》は”その先”があるという完全紹介制のお店です。
初めての客はホストを選ぶことができません。
予約の時に、『こういうタイプの人』っていう風なタイプ別に予約を入れ、お店側が要望にあったタイプのホストを選んでくれる。
2回目からは指名が可能です。
今回の彼はカナメ。
本名は高倉哉太(たかくらかなた)。
彼の経歴はちょっと異質です。
実は俺様王子キャラで売っていた元アイドル。
グループが解散になり芸能界では鳴かず飛ばずになり…
そんな時、アネモネのオーナーに拾われた。
一応、元アイドルですから、色々と面倒な話も出てくるかもしれないということで、アイドルだったことはナイショにしてる。
ちょっと異質、なことは『わたし』にも。
今までの2作品の『わたし』は彼(ホスト)に本気で恋をしました。
ホストと客という関係なのに、気持ちがどんどん募って空回りして…求めて…。
先のことが見えなくなるくらい強く…。
それは執着と言い変えられるほど、強く。
今作の『わたし』、実はもともと高倉哉太のファンでした。
サイト上の小さなホスト画像に哉太を見つけ迷わずアネモネに予約を入れました。
もちろん、初めてだから哉太を・・・カナメを指名することはできない。
「けど、2回目以降なら指名できるんだもんね」
どんな人が来るのか分からないからと、今回は前戯のみコースで予約を入れた。
ところが、目の前に現れた人は・・・・カナメ。
「高倉哉太くんだよね?」
いきなり指摘されて挙動不審に陥る彼を見て、絶対に間違いないと確信する。
本当は秘密にしてなくちゃいけないんだけど、と前置きをして《本人》だと告白してくれた。
まさか、初回に彼に会えるとは思ってなかった。
自分はとっても“ツイてる”。
わたしが哉太のファンになった理由。
それは大好きなアニメのキャラにとっても似ていたから。
俺様キャラなところも、顔も、イメージも。
絶対に実現しないはずの夢が、”彼の存在”で叶う。
ホストと客という関係ではあるけれど、わたしが望んだ時間に大好きな人のそっくりさんとお喋りをしてキスをして触れあえる。
歌ってもらえる。
元アイドルだけあって歌は上手い。
これがいい、と指定した楽曲は・・・・・哉太の持ち歌。
こんな充実した日が、ずっと続いていくと思ってた。
それなのに・・・・・
この関係が崩れた原因はカナメの想い。
本来の哉太は決して『俺様王子』系のキャラじゃない。
これはアイドル時代からあてがわれてきた《キャラクター設定》。
ずっとこのキャラで通してきたからある程度は定着してて、そのせいか自意識が過剰気味だったりってのはあるけれど。
おだてや調子に乗りやすいという傾向はあるけど、気が小さいところがあって動揺しやすかったりもする。
そんなカナメは『わたし』以外の客に『認めてもらえない』ってことを多々経験してきている。
要は『俺様すぎる』だの『優しくない』だの。
ホストとしての価格が手ごろな”B級”ということもあって指名されることは多いけれど、固定客はいない。(と思われる)
表面的に俺様を出していても、実は心が折れるほど打ちひしがれてた。(打たれ弱いタイプ)
そこへ現れた『わたし』。
そして、『今のままの、このままのカナメで良い』と言ってくれた。
初めて『自分』を丸ごと受け入れらてもらえた。
『好き』と言ってくれるし、自分といるときは本当に嬉しそう。
カナメの想いはどんどん『わたし』へと向かう。
それと同時にわたしの気持ちは『彼』から離れていく。
大好きなアニメキャラに似ているカナメ。
それなのに段々と言動がかけ離れて行く。
泣きごとを言い、追いすがってくる。
「こんな人・・・・彼(アニメキャラ)じゃない」
真実を告げても、『キャラに成り切るから』と縋ってくる。
もう嫌。
どうすれば、なんて言えば良いだろう。
前2作はわたしが追い、彼が正しい道を指し示すというものでした。
今回は、彼が追い、(計らずも)わたしが正しい道を示しました。
そう、計らずも。
こう感じたのは、『わたし』が「もう会わない」と決めたときの取ってつけたような理由説明から。
「あなたはこんなことをしてちゃいけない。ちゃんと自分の進みたい道を見つけて」
彼の将来のことをとても大切に考えてあげているような言葉だけど、これはすんなり別れるための『台詞』だと感じました。
ラストでは、一念発起したようで再び歌手としてステージに立ってます。
自分を後押ししてくれた『わたし』に感謝しながら。
そして、聞いている私はとても気まずい思いに駆られながら。(苦笑)
いえね、本当に本心からあんなこと言ったかもしれないですけどね。
彼の想いが真っ直ぐ過ぎて、これ以上アニメキャラに重ねてるって騙せなくて・・・ってな感じで、そこまで悪い子じゃないのかもしれないけど。
『うざい』って思ったわけじゃないかもしれないけど。(笑)
・・・・まあ、結果オーライということで。
最後に声のお話。
感情が態度に出やすいというカナメのキャラ設定でしたが、ころころと変わる様子と声のトーンがピタリと合ってました。
”作っている”俺様な感じとか、小さな子が褒められて得意になってるっていうような様子とか。
手探りで恐る恐るそっと触れてくるところとか。(身体にも心にも)
動揺し過ぎでしょってところもあったけど、そこがまた可愛かったり。
そういう基本の“声”にリップ音が乗っていくわけですね。
声の位置補正の必要もなかったから、作品世界に入り込みやすかったし。
深川緑さんは、私好みの湿度たっぷりリップ音で、声の高低でも一番好みの範囲の方ということもありますが・・・・・・私かなりぶっ飛んでますね。(苦笑)
今思い出そうとしても(5分ほど記憶を彷徨う)・・・具体的にどこがどうってのは思い出せず・・・。
ただ、気持ち良かったってのと・・・・・
一緒にイケたねってのがあるばかり・・・・・////
さて、今夜は新作はお休みすることにして・・・・
明日は通常記事でお会いしましょう。

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